おまいりの心静かに寺社巡りdiary

ご縁あって参拝させていただいた素晴らしい神社・仏閣(主に東京周辺)について綴ります。個性豊かな御朱印も掲載!

名古屋ノリタケの禅寺・正壽寺におまいりしました🙏(名古屋市西区)2024/3/24

名古屋の則武新町にある正壽寺(正寿寺)に参拝🙏

ご由緒などなど👀

正壽寺は、文政年間(1800年代前半)に開基された曹洞宗のお寺で、ご本尊はお釈迦さま。坐禅会やお写経会なども定期的に開催している地域のお寺さんという感じのお寺です😊

この日は突然の参拝にも関わらず、ご住職と奥様のお二人にご対応いただきました🙏お堂内で参拝させていただき、お茶まで出していただきました🍵ありがたき🙏

 

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画像で紹介📷!〜境内の様子

▼地下鉄の浅間町駅からは徒歩12〜3分。または名鉄線・栄生駅から徒歩約15分ほどの場所の住宅街にあります。(名古屋駅からも2km圏内の場所です)


▼こちらがご本堂。お堂内でお参りさせていただきました。ご本尊の釈迦牟尼仏のほか、不動明王や青面金剛などの仏さまもお祀りされています。


▼お堂前には御朱印の紹介も。


▼可愛らしくて素敵なデザインですね😌


▼こちらは観音堂です。お堂内には石造りの十一面観音や如意輪観音などがお祀りされています。開基された当初は、如意輪観音がご本尊だったそう。また、お稲荷さんもお祀りされています。


▼境内入り口にはお地蔵さまがいらっしゃいます。


▼その並びにあるのは「白蛇社」。創建当時に境内の大樹に白蛇が現れたことからお社を建立したそうです。


それでは、最後に正壽寺でいただいた御朱印のご紹介です🙏

 

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画像で紹介📷!〜御朱印🖌️

▼「聖観世音」。文字はご住職がお書きになり、絵の方は奥様がデザインされているそうです😊


▼3月の御朱印。「青面金剛」

 

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寺社情報〜卍・⛩️

◆名称:金剛山 正壽寺

◆宗派:曹洞宗

◆ご本尊:釈迦牟尼仏

◆公式サイト:

www.shoujuji.com

 

 

おまいり🙏まっぷ

2024厄除元三大師大祭(だるま市)開催中の深大寺におまいりしました🙏(東京都調布市)2024/3/3

日本三大ダルマ市のひとつ、深大寺のだるま市に参りました!

ご由緒などなど👀

深大寺は、縁起によると天平5年(733年)にお堂を建てて水の神・深沙大王を祀ったのが開創とされ、名称の由来ともなっています。(詳細は深大寺HPにてご覧いただけます。)
また、元三大師で親しまれる慈恵大師・良源上人のお像が祀られており、厄除けのお寺として人気がありますね!ちなみに、元月三日(一月三日)に入滅されたことから元三大師と呼ばれており、おみくじの祖としても有名です。

※過去の参拝記事はこちら↓↓↓

cocc-rg.hatenablog.jp

 

今回はだるま市の開催日ということで非常に参拝客が多く、ゆったりと境内のお堂を巡れませんでした。主要なお堂のご紹介をさせていただき、後半にだるま市の様子も見ていきましょう!

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画像で紹介📷!〜境内の様子

▼この日は朝9時頃に到着しましたが、門前にはすでに多くの人が。初めてのだるま市でしたが、その人気に驚きました!


▼門前の賑やかな通りにある鬼太郎茶屋。ショップや喫茶などがあります。


▼山門が近づいてきました!


▼厄除元三大師大祭の看板が出ています。ワクワクしますね😃


▼深大寺のだるま市では、僧侶が梵字を目入れしてくれるのが特徴。新しいだるまに「阿(あ)」字を入れて開眼。納めるだるまには「吽(うん)」字を入れていただけるのです!

 

▼山門の先にある境内マップ。

▼山門から境内に入ると、正面にご本堂があります。阿弥陀さまがご本尊としてお祀りされています。


▼境内はだるまのお店とたくさんの人でいっぱいでした!


▼続いてこちらが本堂の西側にある元三大師堂。

 

▼厄除けなどのお護摩祈祷もこちらで行われます🔥


▼元三大師堂の左手側にある石段の先にある開山堂。薬師如来や十一面観世音などがいらっしゃいます。

 

▼開山堂からの風景。良い眺め!


▼そして、境内の西側にある釈迦堂には国宝の釈迦如来像が祀られています。白鳳期の仏さまです!


お堂の紹介はここまでとして、後半はだるま市の様子を見ていきましょう!

 

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▼本当に賑やかな境内でした。だるまのお店や人でいっぱいです。

 

▼これでもまだ午前中、早めの時間帯。午後にはお練り行列などの行事もあり、さらに多くの人出が!

 

▼勢いに飲まれて?私も人生初のだるまを購入!(だるまそのものより、僧侶に梵字で目を入れてもらえることに惹かれたのですが笑)こちらに目を入れていただきます👁️

 

▼早速、目入れをしてもらえる元三大師堂前の列に並びます。境内の外まで行列になっていました。


▼今回は新しいだるまなので「阿」字を書いていただきます。


▼目入れをしていただいた後、境内の撮影スポットで一枚📷(左の白いだるまが今回購入したもの。黒と赤のだるまは用意されていたものです)


▼iphoneで撮ったとき、中央の黒だるまさんは顔認証に反応していました😱


▼納めるだるまには「吽」字を書いていただき、だるま納め所に納めます🙏


▼さて、だるま市とは関係ありませんが、元三大師といえばおみくじ!ということで授与所へ。

 

▼深大寺のおみくじは「凶が3割」ということですが…。

 

▼なんと「大吉」いただきました!ありがたき〜🙏大吉が出るのはとても嬉しいことですが、そのことよりも、書いてある内容に神仏のメッセージが込められているとも言われます。しっかりと内容も読んで、いまの自分の道標にしたいものです。

 

それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介📷!〜御朱印🖌️

▼だるま市限定の御朱印です。


▼角大師の御分身札付きです。(3月4日は散華が付いたようです)


▼通常もいただける御朱印3種をお受けしました。「厄除元三大師」。「日本三大ダルマ市」の印が押されていました☺


▼阿弥陀如来を表す「無量寿」。


▼国宝の「白鳳仏」。

 

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寺社情報〜卍

◆名称:天台宗別格本山浮岳山昌楽院 深大寺

◆宗派:天台宗

◆ご本尊:宝冠阿弥陀如来(本堂本尊)

◆公式サイト:

www.jindaiji.or.jp

 

おまいり🙏まっぷ

<再訪>西早稲田の放生寺におまいりしました🙏(東京都新宿区)2024/2/17

穴八幡宮に続いて、先日参拝した放生寺に参拝🙏
こちらも穴八幡宮と同じで冬至祭の期間(12月冬至の日から2月節分の日まで)は御朱印も休止されていますが、今回はお受けすることができました。

📝前回記事📝

cocc-rg.hatenablog.jp

 

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画像で紹介📷!〜境内の様子

▼穴八幡宮の西参道鳥居⛩️のすぐお隣が放生寺の入り口です。


▼手水舎ではこうやくんがお迎えしてくれます。


▼こちらが本堂です。


▼お堂内には、2015年に開眼法要が行われた両界曼荼羅があります。この曼荼羅は、京都の東寺に伝わる国宝「伝真言院曼荼羅」の写本で、現代の仏絵師が何年もかけて制作されたそう😳通常はレプリカがかけられていますが、定期的にご開帳もあるそうです。(たまたま、今回持参した御朱印帳が東寺の両界曼荼羅の御朱印帳だったことで、御朱印をいただいた時にお寺の方と談笑させていただきました😀)


▼本堂の左手前には修行大師さまがいらっしゃいます。


▼お大師さまの周りでは八十八ヶ所のお砂踏みができます。


▼お堂の右手前側には放生池と馬頭観音さま。


この他、境内には神変大菩薩(役行者さま)のお堂や、お地蔵さまもいらっしゃいます。

それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介📷!〜御朱印🖌️

▼お堂内でご本尊の御朱印をいただきました。

 

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寺社情報

◆名称:準別格本山 光松山威盛院 放生寺

◆宗派:高野山真言宗

◆ご本尊:聖観世音菩薩

◆公式サイト:

www.houjou.or.jp

 

おまいり🙏まっぷ

<江戸三大不動のひとつ>川崎大師の東京別院・薬研堀不動院におまいりしました(東京都中央区)2024/2/12

東日本橋にある薬研堀不動院に参拝🙏
前回に参拝したのが2017年11月でしたのでとても久しぶりの参拝でした。前回は無かった受付所ができており、近年少し整備されたようです。

ご由緒などなど

薬研堀不動院は厄除けで有名な川崎大師の東京別院で、ご本尊は不動明王。16世紀末に堂宇が建立されたのが始まりです。目黒、目白と並び江戸三大不動のひとつとされており、江戸名所図会でもひっそりとですが「不動」と記載があります。

「国立公文書館所蔵」(「国立公文書館デジタルアーカイブ」より)

それでは、境内の様子を見ていきましょう!

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画像で紹介!〜境内の様子

▼都営地下鉄の東日本橋駅、馬喰横山駅、JR馬喰町駅から徒歩数分で到着。


▼境内入ってすぐ右手側に手水があります🙏


▼とてもコンパクトな敷地にほそーいお堂があります😊以前は、こちらのお堂の中に納経所があり、御朱印もお堂内でいただきました(現在は、1Fの受付所でいただけます)。


▼1Fの受付所(画像左手側)です。


▼受付所の左手側には「遍路大師尊像」があります。


それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼御朱印は一階の受付所でいただけます。

 

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寺社情報

◆名称:川崎大師東京別院 薬研堀不動院

◆宗派:真言宗智山派

◆ご本尊:不動明王

◆公式サイト:

www.yagenborihudoin.com

 

おまいり🙏まっぷ

<深川花手水2024が開催中💐>成田山東京別院・深川不動堂におまいりしました(東京都江東区)2024/2/10

成田山東京別院の深川不動堂に参拝🙏

この日はお申し込みしていた星供養(星祭り)のお札を頂きに参りました。立春が過ぎたとは言え、まだまだ多くの参拝客がいらっしゃいました。お護摩祈祷にも参列したのですが、こちらも大変多くの方が参列していらっしゃいました😳お護摩の最初に、僧侶が祈願文を読み上げ、ご祈祷をお申し込みされた方のお名前を読み上げるのですが、以前と比べて外国の方のお名前も多く聞かれるようになった印象で、グローバルだなぁと改めて実感しました。

さて、境内に参りましょう!

 

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画像で紹介!〜境内の様子

▼東京メトロ門前仲町駅から徒歩2〜3分で到着。


▼境内に入ると左手に手水舎があります。


▼江東区の観光協会が主催の「深川花手水2024冬」が開催されていました(2024/2/9〜2/18)💐


▼深川不動堂のほか、近隣の永代寺や富岡八幡宮も花手水になっているそうです😀

 


▼手水舎には深川龍神さまがおられます🐉


▼3体の力強い龍神さま!


▼境内に入って正面にあるのが旧本堂。1丈8尺という国内最大級の「おねがい不動尊」がおられます🔥

 


▼ちなみに、新年はこんな感じで導線が決められています(2024/1/27の画像)。


▼旧本堂左手の、外壁に梵字が敷き詰められたデザインの建物が新本堂です。ご本尊の不動明王さまがおられ、お護摩祈祷もこちらで行われています🔥

 

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▼成田山新勝寺にある「成田山開運出世稲荷」のご分霊を勧請奉祀した「深川開運出世稲荷」さま。例大祭が毎年2月15日に行われ、法要後には赤札開運御守がいただけます!
(画像は2024/1/27のものです。)


▼鳥居には「吒枳尼天尊」の扁額。

 


それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼今回は御朱印をお受けしませんでしたので、以下は1月にいただいた「新春」の御朱印です。金色のお不動さまが嬉しいです☺️

 

そして、参拝後には参道にある鯛焼きをいただきました☺️

 

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寺社情報

◆名称:成田山 東京別院 深川不動堂

◆宗派:真言宗智山派

◆ご本尊:不動明王

◆公式サイト:

www.fukagawafudou.gr.jp

 

おまいり🙏まっぷ

<一陽来復創始のお寺!>穴八幡宮の別当寺として開創された放生寺におまいりしました(東京都新宿区)2024/1/27

早稲田の穴八幡宮に参拝後、隣接した放生寺に参拝🙏

ご由緒などなど

放生寺は17世紀に高田八幡(穴八幡宮)の別当寺として開創されたお寺。神仏習合ですね!その後、明治の廃仏毀釈で境内が分割され、境内の観音さま(ご本尊)も現在の場所に遷されたということです。また、穴八幡宮と同様に、放生寺でも一陽来福のお札を受けることができます。冬至、大晦日、節分のいずれかの日の夜12時に新しい年の恵方に向けて貼る、というお札の祀り方も穴八幡宮と同様ですね。


▼元々は、穴八幡宮の社殿の近くに観音さまのお堂があったようです。

 

それでは、境内の様子を見ていきましょう!

 

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画像で紹介!〜境内の様子

▼1月末頃の参拝でしたが、新年!という感じで入り口は賑やかでした😊


▼高野山真言宗のお寺だけあって、手水舎の前には「こうやくん」がいらっしゃいました。


▼シンプルな手水。


▼こちらが本堂です。ご本尊は聖観音さま。


▼お守りなどはこちらでお受けすることができます。


▼本堂の向かい側にこのような看板が・・・。


▼屋根の方を見てみると、お!確かに福がほほえんでおられましたー笑


▼本堂前には修行大師さまがおられます。こちらで四国八十八ヶ所霊場のお砂踏みをすることができますよ。


▼本堂脇の「放生池」。毎年10月にこちらの放生池にて、放生会という行事が行われます。放生池の奥には馬頭観音さまがおられました。

放生とは捕らえられた魚介、鳥、動物などを殺生をしないで池、川、山林に放す法事で(〜略〜)我が国においては養老四年(720)宇佐八幡宮で行われた放生会が日本最初と言われて(〜略〜)「いのちの尊さ」と「慈悲」そして「感謝」の気持ちを表す行事として現在も宗旨宗派を問わず営まれています。
放生寺HPより引用)


▼本堂の向かい側には神変大菩薩さま(役行者さま)のお堂があります。足腰の弱い方をお守りくださるといわれており、放生寺では足腰が丈夫になる草履の懐中お守りなどをお受けすることもできます。


▼役行者さまの並びに、「水掛け地蔵」さま。


▼恵方の茅の輪くぐりがありました。神社でよくあるように、♾️字にくぐらずそのまま一礼して通れば良いそうです。

 

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画像で紹介!〜御朱印

節分までの冬至祭の期間は御朱印お休み💤のため、今回はいただいておりません。

 

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寺社情報

◆名称:準別格本山 光松山威盛院 放生寺

◆宗派:高野山真言宗

◆ご本尊:聖観世音菩薩

◆公式サイト:

www.houjou.or.jp

 

御朱印まっぷ

<令和6年は大威徳明王!>梵字の新春特別御朱印がかっこいい萬福院におまいりしました(名古屋市中区)2024/1/2

令和6年の正月二日。<名古屋・栄の成田山>で親しまれる萬福院に参拝し、お護摩に参列させていただきました🙏機会あるたびに参拝させていただいていまして、当ブログでも何度か登場しています。お正月の新春特別御朱印も楽しみのひとつです😊

萬福院は千葉の成田山新勝寺の分院で、ご本尊は不動明王🔥
こちらの仏像自体はまだ新しいお像ですが、その大きさや造形にいつも圧倒されます😳不動明王のみならず、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王の五大明王が勢揃いで、本当に圧巻です!

平成14年の当山移転に伴い新たに造立された御本尊は、全長約3mの総檜造りで、不動明王坐像では日本最大級の大きさをほこります。それまでの御本尊が胎内佛としてその中に納められています。
萬福院公式サイトより引用→こちら

お堂内は撮影NGですので、境内の様子を軽くご紹介したいと思います!
それでは、れっつごー。

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画像で紹介!〜境内の様子

▼この景色を見ると「あぁ、お正月だな🎍」と感じます笑


▼多くの幟旗が奉献されており、篤い信仰を感じます。




▼石段の先、右手側に手水舎があります🐉


▼その並びに「水掛不動尊」。


▼水掛のお不動さまに向かって左手側に「弘法堂」があります。


▼こちらは本堂。天気に恵まれ、金色の細工が輝いていました。


▼扁額もキラキラしています。


▼色彩が鮮やかで気持ちいいですね!


それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼ご本尊の「不動明王」御朱印。


▼令和6年の新春特別御朱印は「大威徳明王」の梵字御朱印です!素晴らしい👏

▼ちなみに、昨年(令和5年)は「軍荼利明王」の梵字御朱印でした!
(さらに前の令和4年は個人的に五大明王の中でも好きな「降三世明王」でしたが、コロナ禍で参拝を控えたためいただけておりません😭)

 

▼あと最後に干支のおみくじも。。

 

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寺社情報

◆名称:成田山名古屋栄分院 萬福院

◆宗派:真言宗智山派

◆ご本尊:不動明王

◆公式サイト:

www.manpukuin.or.jp

 

御朱印まっぷ

<もみじの永観堂で有名🍁>みかえり阿弥陀の禅林寺におまいりしました(京都市左京区)2023/12/30

「みかえり阿弥陀」で有名な禅林寺(永観堂)に参拝🙏

永観堂は約15年ぶりの参拝!(振り返ってみて自分で驚きました笑)
前回の参拝は2009年の2月でしたが、その際は2007年から行われていた阿弥陀堂の工事期間。壁が覆われていたりしてあまりちゃんと拝見できなかったように記憶しています。今回は、楽しみにしていたご本尊のみかえり阿弥陀さま(鎌倉時代作の重文)をじっくりと拝むことができました🙏

そんな永観堂ですが、正式名称は無量寿院 禅林寺。11世紀に活躍した永観律師を慕う人々によって「永観堂」と呼ばれるようになったそうです。創建当初(9世紀中頃)は真言密教のお寺でしたが、鎌倉時代に入ってからは浄土宗の寺院となっています。

お堂内の文化財などは撮影禁止のため、駅からの道中やお庭の様子を軽〜くご紹介したいと思います!
それではれっつごー。

 

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画像で紹介!〜境内の様子

▼地下鉄の蹴上駅から向かいます。駅を出てすぐに見えるのがこちら。らせん状にレンガが積まれているのが特徴の「ねじりまんぽ」と呼ばれるトンネルをくぐって永観堂方面に向かいます。


▼トンネルの先は、南禅寺〜永観堂に続く道です。


▼ゆったりとした街並み。この空気感がとても素敵でした!


▼永観堂の入り口に到着!蹴上駅からは徒歩12分ぐらいです。


▼立派な構えの「総門」です。


▼総門の先の「中門」が拝観受付になっています。お正月仕様でした🎍


▼拝観受付をして、お堂の入り口である大玄関に向かいます。バックの山々とお堂の景観が美しいです🥰


▼12月末の参拝でしたが、大玄関の前には赤々とした木が残っていました🍁


▼こちらが大玄関。御朱印をいただく際は、こちらでご朱印帳をお預けしてから拝観に進みます。


お堂の室内などは撮影禁止の箇所も多いため、後半はお庭の画像や建物の外観を少々お載せします。

 

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▼風情がありますね〜😌

 


▼こちらは「唐門」。天皇のお使いが利用する勅使門です。


▼勅使は、この盛り砂を踏んで身を清めて中に進んでいたそうです🤔

 

▼この日はそれほど参拝客も多くなかったので、ゆったりとした気持ちでお庭を眺めていました😊


▼沈みつつある陽とともに。


▼こちらは多宝塔への参道です。


それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼「顧阿弥陀如来」。達筆!

 

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寺社情報

◆名称:聖衆来迎山 無量寿院 禅林寺

◆宗派:浄土宗西山禅林寺派

◆ご本尊:みかえり阿弥陀

◆公式サイト:

www.eikando.or.jp

 

御朱印まっぷ

<1200年以上の歴史を誇る!>空海ゆかりの神泉苑におまいりしました(京都市中京区)2023/12/30

794年の平安京造営当時に禁苑(天皇のための庭園)として作られた神泉苑に参拝🙏

神泉苑は平安京の南東に位置。当時から規模は縮小しているものの(現在は当初の16分の1ほど)、令和の現代に平安時代の面影を残す史跡のひとつです。境内入り口に鳥居があり、池には朱塗りの橋が掛かるなど神社っぽいですが、東寺真言宗のお寺です。

当初の神泉苑は、桓武天皇をはじめ、以降の歴代天皇が行幸され、宴遊など様々な行事が催される場でしたが、弘法大師・空海が善女龍王を勧請し請雨法を修した「天長の祈雨(824年)」以降は、特に祈雨修法が盛んに行われ、祈雨の霊場として活用されていきました。その後は、荒廃や復興を繰り返し、空海とのゆかりから東寺が管理を行なっていったようです。

その他にも神泉苑には様々なエピソードがあります。祇園祭の起源とされる御霊会の発祥であったり、小野小町が雨乞いの歌を奉納したり、源義経と静御前の出会いの場だった(諸説あり)など、平安初期から続く歴史の中で様々なドラマがあったのですね🤔また、スピリチュアル界隈ではパワースポットとしても知られる場所のようです。

さて、それでは境内のご紹介にれっつごー。

 

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画像で紹介!〜境内の様子

▼二条城から程近くにあります。地下鉄の二条城前からは徒歩4〜5分。JR二条駅から10分弱で到着します。


▼南側の中央に石造りの大鳥居があります。

 


▼境内に入ると、美しい景観が広がります😊鳥居から入って左手の方に進むと本堂がありますので、そちらからご紹介して参りましょう。


▼こちらが本堂(利生殿)です。江戸末期に東寺から移築したものだそう。ご本尊の聖観世音菩薩像のほか、不動明王さまや弘法大師像などが祀られています。

 

▼本堂の前に「法成橋」。法成就池にかかるこの橋の向こう側に善女龍王社があります。願い事を一つだけ念じながら橋を渡り善女龍王社へ詣ると願いが叶うとか!


▼この法成就池には、天長の祈雨(824年)で弘法大師・空海が勧請した善女龍王が棲むと言われています。


▼こちらが本堂側からみた善女龍王社。


▼こちらは、橋を渡って善女龍王社側から見た本堂です。


▼善女龍王社の拝殿です。

 

▼こちらは中門です。拝殿から中門、拝所、本殿という構成になっています。


▼「善女龍王」の扁額。書体がかっこいいですね!


▼拝殿前ではこちらの方々がくつろいでいらっしゃいました😊参拝客にも人気でした!


▼善女龍王社の手前(南側)には恵方社があります。その年々の恵方に向かってお参りすることができます。

 

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▼境内の南側には天満宮がひっそりとあります。


▼その並びに弁天堂。増運弁才天が祀られています。お堂の鬼瓦にはナマズが描かれていますが、ナマズは弁才天さまのご眷属だそうです。


▼境内東側には「矢剱大明神社」があります。参拝者の身体を守護されるそうです!

 

それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼御朱印は、境内南西側(本堂の隣)にある寺務所でいただけます。


▼「善女龍王」。


▼こちらでいただける御朱印は金文字で書いていただくこともできます!


▼ご本尊の「聖観音」さま。


▼「不動明王」さま。


▼「矢剱稲荷」さま。


▼「毘沙門天」さま。


▼「辨財天」さま。


▼「弘法大師」さま。右下に「弘法大師請雨聖蹟」の印が押されていますね!

 

神泉苑のご紹介は以上となります!

▼この次に、すぐお近くに金の鳥居で有名な「御金神社」があるので参拝を予定していたのですが、大変な行列!今回は断念いたしました😭

 

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寺社情報

◆名称:神泉苑

◆宗派:東寺真言宗

◆ご本尊:聖観世音菩薩

◆公式サイト:

www.shinsenen.org

 

御朱印まっぷ

<空海・最澄ゆかり>紅葉🍁で有名な神護寺におまいりしました(京都市右京区)2023/12/30

紅葉で大変有名な高雄山 神護寺に参拝🙏

神護寺では、2023年のGW期間に金銀泥両界大曼荼羅図(高雄曼荼羅 1793年 江戸模写本)の公開があり、2024年の夏には東京国立博物館で開催の神護寺展の開催も予定されるなど、2023〜24年にかけて盛り上がりが感じられますね!私個人的にも大好きなお寺のひとつで、夏のトーハクの展覧会はとても楽しみです。

そんな神護寺には5年ぶりの参拝。前回(2018年末)の参拝寺は、台風の影響で参道に倒木があったり、最寄りバス停からの道が塞がれていたりとちょっと大変なタイミングでしたが、今回は天候にも恵まれとても素敵な参拝となりました!

神護寺はとても歴史のあるお寺。開創に関わった和気清麻呂公、空海・最澄の関わり、鎌倉期には文覚上人や源頼朝公との関わり、大変多くの文化財などたくさんのエピソードがあります。もちろん、冒頭にも触れたように紅葉が大変有名で秋には観光地としてもとても人気のあるスポットになっています!

色々語りたいことがありますが笑、当ブログは画像を中心にお寺や神社の様子をビジュアル的にお伝えしたいコンセプトがありますので、このあたりで。。

 

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画像で紹介!〜境内の様子

▼京都駅からバスで1時間弱。「高雄」のバス停に到着。こちらから神護寺に向かいます!


▼神護寺の参道までちょっとした下り坂ですが、道は綺麗に整備されています。


▼高雄のバス停から徒歩6〜7分でこの高雄橋に到着です。


▼高雄橋の下を流れる清滝川。朝早めの時間ということもあり、特に空気がとても気持ちよく感じました☺️


▼高雄橋を渡ると、ここからが神護寺までの参道になっています。


▼こんな感じの石段を進みます。地味に大変!笑


▼参道の途中にはいくつかお店があります。


▼上記の高雄茶屋から少し進むとお茶屋の硯石亭があります。もみじ餅という道明寺餅にあんがのったお菓子が名物だそう。


▼弘法大師ゆかりの硯石。空海がこちらの石を硯にして、対岸のお寺の額に文字を書いたという伝説があります。空海にまつわる伝説は様々ありますね!

 


▼硯石を過ぎると入り口の楼門まであと少し。最後の石段を登ります。


▼楼門が見えてきました🙌こちらの左側の建物が拝観受付になっています。


▼以前はこちらの楼門に持国天・増長天がおられましたが、現在は修復中でしょうか?ご不在でした。


▼こちらは5年前(2018年)に参拝した時の画像ですが、左右に二天がいらっしゃいます。雪の降る景色も美しかったです!とても寒かったですがいい思い出です笑


▼さて、楼門で拝観料をお納めして境内へ。とても開けていて気持ちいいですね😊


▼楼門の先にある境内図です。


▼境内を進むと右手に見えてくるのが、神護寺の元となった高雄山寺を創建したとされる和気清麻呂公の霊廟です。


▼その先には明王堂があります。平安中期の不動明王像がご本尊で、お護摩祈祷が定期的に行われています。


▼神護寺の不動明王は、関東で有名な成田山新勝寺の開山とも深いつながりがあります。新勝寺を開山した寛朝大僧正が、平将門の乱に際に神護寺の不動明王を関東に持ち込み祈祷を行ったのです。市川家の信仰が篤く、こちらの扁額は7代市川團十郎によるものです。

寬朝が弘法大師空海が敬刻開眼されたという高雄山神護寺の不動明王ご尊像を捧持して関東へ出発〜中略〜寛朝は成田の地にご尊像を奉安し、21日間にわたって護摩を焚いて乱の終息を祈願します。結願の日に平将門が敗れ、関東の地に再び平和が訪れます。寛朝が都へ帰ろうとしたところ、ご尊像が磐石のごとく動かず、不動明王から「この地に留まり人びとを救う」というご霊告を受けます。(成田山新勝寺HPより引用)


▼境内を進むと五大堂があります。

 

 

▼五大堂の並びに毘沙門堂があります。こちらのお堂が、かつての本堂だったそうです。


▼毘沙門堂に向かって左手側に大師堂があります。ご本尊は、重要文化財の板彫弘法大師像で、毎年11月にご開帳されます。


それでは、いよいよ本堂である金堂に向かいます!

 

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▼五大堂の先の階段を上がった先に金堂があります。ちなみに、このあたりは時代劇のロケなどでもよく使われるそうですよ。


▼こちらが金堂。ご本尊の国宝・薬師如来のほか、脇侍菩薩像(日光菩薩・月光菩薩)、十二神将など多くの仏様を拝むことができます🙏


▼神護寺ご本尊の薬師如来は、私が最も好きな仏像のひとつ。5年ぶりの参拝・再会に本当に感動いたしました😭少し強面というかキツめのお顔にどっしりとした下半身が特徴的です。


▼お堂内には様々な仏像の他にも、空海が結縁灌頂を行った際の名簿のようなもので、最澄の名も書かれている「灌頂暦名」などを拝見することもできます。見応えのあるお堂です。


▼金堂の建物自体は、昭和に入ってから寄進されたもの。


▼金堂の右手側に、お不動さまの石仏があります。


▼左奥には多宝塔が見えます。


▼鐘楼です。建物は江戸時代のものですが、中にある梵鐘は平安期のもので国宝です!

 


▼金堂の方に戻りまして、金堂の北側には多宝塔があります。こちらには、これまた国宝!の五大虚空蔵菩薩像が安置されています(毎年5月に公開)。神護寺には本当に多くの文化財がありますね。


▼金堂から多宝塔に向かう途中の「竜王堂」。


▼竜王堂から少し下ったところに、空海ゆかりの「閼伽井(あかい)」があります。


▼空海自ら掘られたと伝わるそう!


▼ここから、神護寺定番のかわらけ投げにチャレンジしにいきます!厄落とし的なやつですね。


▼途中に「地蔵院」があります。


▼地蔵院の先に開けたスペースが。この奥でかわらけ(小さいお椀型の土器)を投げます。

 

▼とてもいい眺め!ここから下に向かってかわらけを投げて、厄を落としました!

 

▼名残惜しいですが、神護寺参拝はこれで終了。

 

▼楼門前で再び境内を心に刻みつつ、


▼改めて、楼門を振り返り、


▼神護寺を後にしました。

 

それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼御朱印は金堂内の窓口でいただけます。ご本尊の「薬師如来」。


▼弘法大師の特別御朱印。


▼両界曼荼羅の特別御朱印「金剛界曼荼羅」。

 

▼こちらは「胎蔵界曼荼羅」。


▼ご朱印帳もいただきました。南北朝時代の境内図で表紙に名前を書き入れてくださいます。嬉しい😊

 

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寺社情報

◆名称:高雄山 神護寺

◆宗派:高野山真言宗

◆ご本尊:薬師如来

◆公式サイト:

www.jingoji.or.jp

 

御朱印まっぷ

<デザイン性の高い御朱印が人気!>津島市の牛玉山観音寺におまいりしました(愛知県津島市)2023/10/22

雲ひとつない天気に恵まれた秋のある一日、愛知県の津島市にある観音寺におまいりしました!観音寺は、かつて織田信長公の加護を受け、津島神社の神宮寺として栄えたお寺。御本尊は私の大好きな不動明王🔥

また、観音寺は御朱印も有名で、漫画家のアシスタントをされていた副住職がデザインを手がける絵はとても迫力があります!

それでは早速、境内を見ていきましょう。れっつごぉ。


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画像で紹介!〜境内の様子

▼名鉄電車の津島駅から程近く、徒歩3〜4分で到着です。


▼お稲荷さんのお堂の前に手水があります。


▼境内の左側を進むと、途中右手側に授与所があり、奥が本堂になっています。


▼この奥が本堂です。お堂内の画像はありませんが、御本尊の不動明王の他、さまざまな仏さまがお祀りされています。


▼弘法大師ご誕生1250年記念事業で建てられた摩尼車。


▼境内には、お不動さまやお地蔵さまの石仏がたくさんあります!


▼入口付近に戻りまして、こちらは「三吉稲荷」さま。


▼吒枳尼真天さまがお祀りされています。参拝するときに、並んでかかっている鈴が一つだけなる、というちょっと不思議なこともありました☺️


▼十二支奉拝殿。十二支の守り本尊がお祀りされています。


それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼御朱印は授与窓口でいただけます。御朱印の種類は豊富!(書入れいただける御朱印はご本尊のみのようです。)また、迫力ある絵入り御朱印(書き置き)もあります。


▼書き入れいただいた御朱印は、御本尊の「不動明王」。


▼こちらは書き置きでいただいた「三吉稲荷」さま。


▼観音さまの絵入り限定御朱印(書き置き)。


▼十二支守本尊が描かれたご朱印帳もいただきました!表面には千手観音さま。


▼こちらが裏面。虚空蔵、文殊、普賢、勢至菩薩、不動明王、大日、阿弥陀如来が描かれています。


▼両面で一つのデザインに!


▼最初のページには御本尊の御朱印を書き入れいただいています。

 

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寺社情報

◆名称:牛玉山観音寺

◆宗派:真言宗智山派

◆ご本尊:不動明王

◆公式サイト:

www.kannonji81.com

 

御朱印まっぷ

<快慶作の国宝・文殊菩薩に感動!>日本三大文殊・安倍文殊院におまいりしました(奈良県桜井市)2023/10/21

奈良のお寺めぐりの最終地は安倍文殊院。岡寺→飛鳥寺の参拝後、桜井まで移動して、安倍文殊院に参拝🙏

645年に安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺として建立した安倍寺がはじまりとされる、大変歴史のあるお寺です。日本三大文殊に数えられるお寺のひとつで、獅子を含め約7mという快慶作の大きな文殊菩薩が御本尊。この文殊さんがこの日一番の楽しみでもありました☺️

また、安倍文殊院には遣唐使の安倍仲麻呂、陰陽師の安倍晴明がお祀りされる金閣浮御堂や稲荷社、飛鳥時代の古墳などもあり、見どころも多く楽しめるお寺となっています!

それでは早速、境内の様子へれっつごー。

 

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画像で紹介!〜境内の様子

▼北側にある駐車場側から境内に入ると、六角の建造物の手前に拝観受付があります。


▼拝観受付後、右手側に進むと手水舎があります。まずはお清めを。

 

▼手水舎の近くで安倍文殊院名物?の亀パンが静かにプロモーションされています笑。一匹300円。公式サイトのオンラインショップでも「亀パン 約12cm 体重70g」とお茶目に記載されていました笑

 

▼そして、こちらが「本堂」になります!


▼御本尊の文殊菩薩は智慧を司る仏さま。ということで、お堂の周りにはとてもたくさんの合格祈願の絵馬がかけられていました😲




▼本堂の奥には、国宝で快慶作の騎獅文殊菩薩像をはじめとする5像からなる「渡海文殊群像」が安置される大収蔵庫があります。言葉で言い表すのが難しいですが、本当に素晴らしい仏像で、感動のあまりお像の前でずっと立ち尽くしてしまいました。少し離れて椅子に座って拝んだり、ちょっと遠くから見てみたり、また近くまで行ったり、しばらくお堂の中で時間を過ごしました。(参拝客もあまりいらっしゃらなかったので、ゆっくりできたのはとてもありがたかったです😅)


▼受付でいただいたリーフレットから。お姿はこんな感じです。とても端正なお顔立ち、細部の細やかさ、本当に素晴らしかったです。また、獅子も含めてかなり大きなお像で、それだけで圧倒される部分もありました!


▼また、お堂内部で繋がっていますが、本堂の先には、釈迦三尊がお祀りされる「釈迦堂」があります。


▼お堂の前には「仏足跡」。「跡」の字が当てられているのは初めてみた気がします。大体「仏足石」となっていますよね。

 

本堂を後にし、この後は稲荷社や、安倍晴明公がお祀りされる金閣浮御堂、その他のお堂などを巡ります。

 

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▼こちらは本堂の奥にある「本坊」。

 

▼本堂に向かって右手側、釈迦堂の奥には鐘楼堂があります。


▼その鐘楼堂の先には、稲荷社に向かう鳥居が連なっています。


▼ちょっとした石段を登っていきます。




▼安倍晴明公の母と伝わる信太森葛葉稲荷さまがお祀りされています。


▼拝観受付の方に戻りまして、こちらは「金閣浮御堂 霊宝館」です。開運弁財天さま、安倍仲麻呂公、安倍晴明公などがお祀りされています。また、堂内壁面には、秘仏の十二天のご尊軸がお祀りされており、季節ごとに三体ずつ寺宝展で開帳されます。


▼金閣浮御堂では、「七まいり」という魔除けや方位災難除けを祈願できます。1周ごとにおさめ札を納めながら、お堂の周りをぐるぐると7周回るものです。これで七難を取り除き、最後にお堂内で福を得る、というものです。なかなかに面白い祈願でした☺️


▼お堂の周りには綺麗にお花が咲いていました。安倍文殊院では、四季の花が楽しめるということです。

 

▼金閣浮御堂の前に「西古墳」があります。飛鳥時代の古墳で、特別史跡に指定されている貴重なもの。お堂内にはお不動さまがお祀りされていますが、開基の安倍倉梯麻呂のお墓とも伝わるそうです。

 

▼七まいり祈願のできる金閣浮御堂の先には、「花の広場」があります。


▼その先には「不動堂」。


▼さらに境内の東側に進むと、十一面観音さまがいらっしゃいます。


▼こちらは室町時代に建立された、重要文化財の「白山堂」。ご祭神は菊理媛神で、安倍文殊院の鎮守の神様だそう。


▼残念ながらスケジュールの都合でここで引き返しましたが、この合格門の先には安倍晴明公がお祀りされる晴明堂があります。次回はぜひこちらも行きたいです!

 

それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼御朱印はご本堂の入口(拝観受付)にていただけます。


▼「智恵佛」。


▼「文殊大士」。


▼「弁財天」。


▼ご本尊の文殊菩薩は、卯年の守り本尊ということで「うさぎ限定朱印」も拝受いたしました。木の枝が「縁」の文字になっています!


▼また、五芒星の入った「本水晶念珠」を授かりました。

 

 

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寺社情報

◆名称:安倍文殊院

◆宗派:華厳宗

◆ご本尊:文殊菩薩

◆公式サイト:

www.abemonjuin.or.jp

 

御朱印まっぷ

<日本最古の本格的仏教寺院!>飛鳥大仏が有名な飛鳥寺におまいりしました(奈良県高市郡明日香村)2023/10/21

この日は奈良でお寺めぐり😀

最初に訪れたのは、やくよけ霊場の岡寺。御本尊の如意輪観音座像を心に刻みつつお寺を後にし、バスで飛鳥寺に向かいました。

岡寺の参拝記事は↓↓↓

 

飛鳥寺は蘇我馬子が創建した歴史あるお寺で、「日本初の本格的な仏教寺院」などを表現されることが多いお寺です。学校の教科書などでもお馴染みですね。ご本尊は釈迦如来。これまた有名な飛鳥大仏と称される、実に1400年の歴史を持つ仏像です。岡寺の如意輪さんもですが、この飛鳥大仏もいつかはお会いしたい仏さまでしたので、ようやく念願叶いました!

それでは、境内の様子と、そして、飛鳥寺は珍しく撮影可なので御本尊含むご本堂内の様子をご紹介します。ではではれっつごー。

 

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画像で紹介!〜境内の様子

▼「飛鳥大仏前」のバス停に到着。すぐ目の前がお寺です。


▼写真では幾度も見てきたこの外観!ドキドキしながら中に入ります笑


▼境内に入ると拝観受付があり、その先がご本堂です。


▼正面から見たご本堂です。


▼お堂の前には略縁起の看板。


それでは、いよいよ本堂の飛鳥大仏とご対面です!

 

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▼こちらが御本尊の飛鳥大仏さま(釈迦如来)。飛鳥時代の鞍作鳥による仏像で、日本最古とも言われています。僧侶のご法話のあと、写真撮影も大丈夫ということで、張り切ってお撮りさせていただきました笑


▼飛鳥時代の銅像ですが、のちの火災の影響で破損し補修されており、当初のものは、眼、鼻、額〜螺髪のあたりや右手の上部など、ごく一部とも言われています。確かに、至る所に補修の痕跡が見られますね。


▼現在は割とこじんまりとしていますが、かつての飛鳥寺は塔を囲むように三つの金堂があり、かなりの大伽藍だったそうです。その中心にあったのが「中金堂」で、この御本尊の飛鳥大仏は1400年前の造立時から動かされておらず、ずっとこの場所で見守っておられます。


▼真横からもお撮りしました。印が素敵です。


▼右手の補修の跡が痛々しい😢


▼御本尊に向かって右手側には、藤原時代の阿弥陀如来さま。


▼左手側には、室町時代の聖徳太子さま。厳しいお顔をされていますね。


▼本堂内の参拝の後、こちらのお庭を通って出口に向かいます。


名残惜しいですが、本堂の参拝を終え、境内やお寺の周りを見てまわりました。

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▼境内のお庭には万葉歌碑などがあります。


▼弘法大師、観音さま、お不動さまが並んでいらっしゃる万葉池。それぞれにお水をかけて、交通安全、家内安全、良縁成就などをお祈りすることができます☺️




▼お庭には鐘楼などもあります。


▼こちらは聖観音さまがいらっしゃる「思惟殿」。


▼境内西側のこちらのお堂にはお地蔵さま。


▼境外のすぐ近くに、大化改新で暗殺された蘇我入鹿の首塚があります。看板も出ていました。


▼のどかな景色を眺めながら☺️


▼入鹿の首塚に到着。首塚はこのような五輪塔です。先に見える小高い場所が甘樫丘で、7世紀前期に蘇我蝦夷・入鹿親子の大邸宅があった場所と言われています。


▼首塚のすぐ近くに「西門跡」があります。


▼お寺を後にして、「飛鳥大仏前」のバス停付近からの一枚。この日は天気が不安定でしたが、田園風景の先に神々しき陽の光がさして何だか感動しました!

 

それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼「飛鳥大佛」。

 

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寺社情報

◆名称:飛鳥寺(安居院)

◆宗派:真言宗豊山派

◆ご本尊:釈迦如来

◆公式サイト:なし

 

御朱印まっぷ

<塑像仏で日本最大の如意輪さんが拝める!>厄除けのお寺・岡寺におまいりしました(奈良県高市郡明日香村)2023/10/21

西国三十三所のひとつ、第七番札所の岡寺におまいりしました!
岡寺は、奈良県の明日香村にあり、およそ1300年前に奈良時代の高僧・義淵僧正により建立された、大変歴史のあるお寺です。また、「やくよけ霊場」としても有名ですね。

御本尊は如意輪観音さま。画像などでは何度も見たことがあり、いつかはお会いしたい仏様でした(そんな仏さまがたくさんいるのですが笑)!ご縁があって、念願の参拝が叶いましたー。この日は、岡寺の後には飛鳥寺・安倍文殊院と、とても見たかった仏像のいらっしゃるお寺にお参りすることができ、まさに「ありがたい」1日となりました。

まずは、岡寺のご紹介をしていきます。それではれっつごー。

 

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画像で紹介!〜境内の様子

▼「岡寺前」のバス停のすぐそばに鳥居があります。


▼先ほどの鳥居から徒歩10分程度の場所に仁王門が。左手の建物が拝観受付になっています。


▼こちらの仁王門は江戸時代初期の建造物で、重要文化財です。


▼ちょっと見づらいですが、迫力のある仁王像がいらっしゃいます!




▼仁王門を越えるとすぐ左手に手水舎があります。


▼とても可愛らしい紅葉とビー玉の手水🥰

 

 

▼本堂に向かう途中にはちょっとしたお庭が。


▼お地蔵さまが参拝者を見守ってくださいます☺️


▼まだ新しいお地蔵さま「日限地蔵尊」。


▼仁王門から徒歩数分で景色が開けてきます!

 

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▼手前にあるのは「厄除鐘」。撞くことができます!


▼こちらがご本堂。4mを超える御本尊の如意輪観音さまがいらっしゃいます!

 


▼お堂内は撮影できませんので画像はありませんが、如意輪さんというと六臂(腕の数が6本)のイメージが強いですが、こちらの御本尊は珍しい二臂。しかも塑像造りのかなり時代の古いものです!この日はかなりの間近で拝見することができ感動しました。
お堂内には、御本尊の他、不動明王・愛染明王なども拝むことができ、大変見応えがあります!


▼本堂の手前にはとてもかわいい六地蔵さん。


▼お焚き上げをする焚焼炉。背後にはお不動さまがいらっしゃいます!


▼岡寺は正式には「龍蓋寺」という名称ですが、その始まりとなったとされる龍蓋池です。開山の義淵僧正が飛鳥を荒らす悪龍を石の蓋を持ってこの池に閉じ込めたというエピソードによるそう!


▼不思議なパワーを感じる?場所でした。


▼龍蓋池の先は十三重塔や奥の院があります。


▼素敵な十三重塔!


▼そこから本堂が美しく望めます!


▼十三重塔をさらに少し先にいくと、開山の義淵僧正の廟塔とされる宝篋印塔があります。


▼義淵僧正の廟所からも境内が望めます。


このあとは、もう少し足を伸ばして奥之院に向かいます!

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▼十三重塔に向かう別れ道のところに鳥居があります。この先が奥之院。


▼途中にまた鳥居が見えてきます。右手側には井戸が、左手側に進むとお稲荷さんと「弥勒の窟」といわれる石窟堂があります。


▼まずはこちらの井戸。「瑠璃井」と言われる井戸でいまも水が湧き出ています。


▼途中には修行大師さまがいらっしゃいました。


▼こちらが如意稲荷社という鎮守の稲荷神社です。


▼この先が弥勒菩薩のいらっしゃる石窟。


▼この日は側面の表層が崩れたそうで一時参拝中止となっていました。中には弥勒菩薩の坐像が祀られています。


奥の院まで参拝が終わり、本堂の方に戻ります〜。


▼本堂に向かって左側には阿弥陀三尊がお祀りされる「開山堂」があります。


▼その並びに楼門があります。意外と独特というか、コンパクトな造りに感じました。


▼境内入口の方には、弘法大師がお祀りされる大師堂があります。


▼大師堂から少し階段を上がると「三重宝塔」。


▼昭和の末期に再建されたまだ新しい塔です。


▼塔の前からは景色が一望できますよ!


それでは、最後に御朱印のご紹介です!

 

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画像で紹介!〜御朱印

▼岡寺では様々な御朱印がいただけますが、今回書き入れいただいたのはご本尊と、お不動さん、愛染さん。こちらは御本尊の御朱印「厄除大悲殿」。です。観音様を表す「大悲」の文字が入っていますね。


▼こちらは不動明王。


▼そして、愛染明王。


▼こちらは、限定の「稚児大師」御朱印です。


▼切り絵の御朱印『紅葉と宝塔』もいただきました!


▼そして、こちらは秋限定の刺繍ご朱印帳。


▼裏面はこんな感じ。


▼刺繍が美しいですね!

 

 

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寺社情報

◆名称:東光山 真珠院 龍蓋寺『岡寺』

◆宗派:真言宗豊山派

◆ご本尊:如意輪観音菩薩

◆公式サイト:

www.okadera3307.com

 

御朱印まっぷ