年末年始のお休みを利用して京都〜名古屋のお寺や神社をたくさん巡りましたよっ!
最初に訪れたのは京都の「神護寺」。国宝の薬師如来立像や弘法大師・空海筆の灌頂歴名(空海が最澄らに密教の儀式である灌頂を授けたときのメモ書きのようなもの)、重文の大師堂など寺宝が満載のお寺です。(また、特別拝観で時期限定ですが、国宝の伝源頼朝像(絵)や板彫の弘法大師像や五大虚空蔵菩薩などもあります。)
神護寺はずっと行きたかったお寺のひとつでしたが、本当に素晴らしい参拝となりました(´∀`艸)♡
京都駅から西日本JRバス(高雄京北線)に乗り1時間弱で「槇ノ尾」というバス停へ。そこからお寺まで徒歩で20分ほどでした。(通常は、ひとつ手前の「山城高雄」というバス停が最寄りですが、この日<2018/12/29>は土砂崩れかなにかで道がふさがっている!?ということで槇ノ尾から歩きました。)
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バス停を降りて、雪の降る中、道中を歩きました。
ふもとの高雄橋です。ちょうど雪と風が強くなりやや大変でしたが、とても美しい風景でした。
高雄橋を渡ると参道が!ここから400段ほどあると言われる石段が続きます。
途中、何箇所か倒木がありました。2018年の台風や西日本豪雨などの爪痕でしょうか…
途中、空海ゆかりの「硯石」があります。
石段を登り始めて10分程度で楼門が見えてきました!ずっと見たかった風景!しかも雪景色!!テンションが上がります(∪´>‿<`)笑
楼門左手の窓口で拝観受付(拝観料:大人600円)をし境内へ!また、この日は、後述する「かわらけ」もここで頂きました(3枚300円 ※通常はかわらけ投げをする場所に売店があるようですが、この日はお休みのようでした)。
楼門の持国天。
むかって左側は増長天。
年末の午前中ということもあってか、ほとんど参拝客がおらず、とてもゆっくりお参りできました。
国宝の薬師如来がおわす金堂です。本尊の薬師如来立像を中心に、日光菩薩・月光菩薩の両脇侍、十二神将など多くの仏像がおわします。特別拝観などがある時期は内陣の方には入れなくしているらしいのですが、この日は目の前で仏像を拝むことができ、本当に素晴らしい体験となりました(ˊ̥̥̥̥̥ ³ ˋ̥̥̥̥̥)
少し厳しいお顔のお薬師さん(→写真は公式サイト参照)ですが、なんだかとても暖かく迎え入れていただいた気がしました。
このほかにも、冒頭で触れた灌頂歴名の写しなど見所が多いお堂です。
こちらは多宝塔。5月と10月の御開帳では五大虚空蔵菩薩像が拝観できます。ぜひ一度拝見したい仏像です。
神護寺でもうひとつ有名なのが「かわらけ投げ」です。
厄除と書かれた素焼きの土器(お皿)をこの谷に向かって投げることで厄を落とすなどのご利益があるということです。全く綺麗に飛びませんでしたが笑
(ちなみに、投げたお皿は土に帰るということなのでご安心を。)
こちらは重要文化財の大師堂。
毘沙門堂。
五大堂。
明王堂です。神護寺は成田山新勝寺とゆかり(※)があり、この「明王堂」の扁額は第七代市川團十郎の筆のようです。
※成田山新勝寺のサイトにも「寛朝大僧正、朱雀天皇より平将門の乱平定の平和祈願の密勅 天国の宝剣を賜り高雄山護摩堂の不動明王を捧持して下総に下る」とありますが、ここ高雄山で弘法大師が敬刻開眼した不動明王が成田山の不動明王なのですね。
和気公霊廟です。
最後にもう一度楼門の画像を。
この日は本当に天気が変わりやすく、雪、雨、曇り、晴れと様々な姿をみることができ、大変貴重な拝観となりました!
御朱印は金堂内の納経所でいただきました!
また、神護寺ではご朱印帳もいただきました。ありがたいことに「お名前お入れしましょうか。」とおっしゃってくださり、名入れもしていただきました(=^▽^=)(画像では消しています。)デザインは、南北朝時代の伽藍図です。
おもて面。
裏面。
開くとこんな感じです。
次回は、徒歩で「西明寺」へ!
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■お寺情報
【宗派】
【御本尊】
【公式サイトなど】
【御朱印まっぷ】