おまいりの心静かに寺社巡りdiary

ご縁あって参拝させていただいた素晴らしい神社・仏閣(主に東京周辺)について綴ります。個性豊かな御朱印も掲載!

奈良/京都(南山城) お寺めぐり♪ part.4<浄瑠璃寺(九体寺)>(京都府木津川市)2019/3/30


奈良/京都(南山城) お寺めぐりも最後になりました。
アジサイの名所「岩船寺」を後にし、同じ南山城エリアにある「浄瑠璃寺」に参りました。岩船寺から浄瑠璃寺をGooglemapで調べると徒歩37分…ちょっと徒歩は厳しいですかね〜)
 

<この日巡ったルート>

「白毫寺」→「般若寺(奈良)」→「岩船寺(京都)」→浄瑠璃寺(京都)」です。

※前回の「岩船寺」の記事は↓  

 

浄瑠璃寺」は創建時の御本尊がお薬師さまだったことからその名がついたとされています(浄土もいくつかあって、阿弥陀如来西方極楽浄土薬師如来の東方浄瑠璃浄土などがあるそう)。こちらも本日巡った他の3ヶ寺と同じく真言律宗のお寺で、何と言っても九体阿弥陀さまや秘仏吉祥天女さまが有名ですね!

 

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<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

お花を眺めながら山門に向かいます。このとき結構雨が強くなっていましたが、こう見ると風流で良いですね〜。

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「山門」に到着。

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山門の脇に案内があります。

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ここでちょっとパンフレットの境内図を拝借。
このように、浄瑠璃寺は池を中央に、東に薬師(三重塔)、西に阿弥陀(本堂)が安置されています。本堂の阿弥陀さまは東側を向いているので、三重塔側「此岸」から本堂側「彼岸」の阿弥陀さまを拝めるようになっています。意味合いとしては、西方浄土へ迎えてくださる阿弥陀さまを現世から拝む、というイメージです。

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で、こちらが国宝「本堂」の入堂受付になります。(↑の境内図では、「本堂」の左上にL字型に飛び出ているところです。)御朱印もこちらでいただけます!

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本堂の外観です。
こちらには国宝の九体阿弥陀如来像がおられます。2019年3月30日時点では、二体が修復中でおられませんでした(ご住職曰く「入院中」とのこと笑)。横長のお堂にずらっとならぶ阿弥陀さまは本当に圧巻です!
また、人気の高い「吉祥天女」さまもちょうどご開扉期間で拝むことができました。何度も写真などで見たことはありましたが、想像していたよりも大きく、噂通りに美しい天女像でした。
その他、国宝の四天王像も素晴らしかったですし持国天増長天のみ。多聞天広目天は博物館に出張中。)、何より私的に釘付けになったのが、元護摩堂の御本尊だったという不動明王三尊。大変力強い表情で、何か惹きつけられるお不動さまでした。

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本堂側から見た苑池の中島です。奥には三重塔。

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こちらが「三重塔」。秘仏薬師如来さまがおられ、毎月8日などに開扉されているようです。

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三重塔から見た本堂です。此岸から阿弥陀さまを拝むのはこのポジションです笑

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帰り道もちょっとしたお花見ができました!

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<画像でご紹介御朱印〜>

 本堂への入堂受付が「御朱印所」となっており、「九体佛」の御朱印がいただけます。

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※ちなみに、東京の九体阿弥陀といえば、世田谷の「九品仏」浄真寺。そちらは、上品・中本・下品の三つお堂があり、それぞれに三体ずつの阿弥陀さまがおられる形でした。また、浄真寺ではそれぞれ違う印を結んでおられましたが、浄瑠璃寺では、中央におられる中尊以外は、同じ阿弥陀定印を結んでいらっしゃいました。 

九品仏「浄真寺」の記事は↓ 


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浄瑠璃寺>寺院情報

【宗派】
真言律宗

【御本尊】
九体阿弥陀如来(根本本尊薬師如来

【参考サイト】木津川市観光協会オフィシャルサイト内 神社仏閣一覧>浄瑠璃寺

0774.or.jp

 

「白毫寺」から「浄瑠璃寺」までの、奈良・京都への弾丸旅行4ヶ寺めぐりは今回で終了です。バスツアーだったのもあり、思ったように自由に時間を使えない難しさはありました(基本的に時間が足りない)が、個人的にはとても良い工程で、どのお寺も印象的で良い参拝・見仏ができました!どこのお寺もまた行きたいと本当に思いますが、強いて何かひとつだけ挙げなければいけないとすると、浄瑠璃寺本堂におられたお不動さまをもう一度拝見したいですかね〜。

2019年のGWは10連休!候補のひとつとしてこのエリアの寺社巡りをしてみてはいかがでしょうか!?

ではまた次回。

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御朱印まっぷ】