京都日帰り仏像拝観の旅も5本目の記事となりました!
前回、東福寺・塔頭寺院の同聚院で大きなお不動さまに圧倒されましたが、この次も素晴らしい仏さま方にお会いするべく、泉涌寺方面に向かいました。
同聚院から徒歩10分強。この世の極楽浄土、「仏様のオーケストラ」などとも言われる阿弥陀如来&二十五菩薩がおられる「即成院」に♪
つづいて、すぐお隣にある「戒光寺」にお参りしました。戒光寺には運慶・湛慶親子の作とされる大きな丈六釈迦如来立像がおわします。
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まずは、即成院のご紹介を〜!
<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
この辺り一帯が泉涌寺の境内になっています。即成院も泉涌寺の山内寺院のひとつ。
即成院は、泉涌寺の総門のすぐ左側にあります。↓は泉涌寺の総門。
こちらが即成院の山門です。
入るとすぐ、導延命地蔵菩薩のお堂があります。
こちらが手水舎です。
手水舎の手前にある木製のキャビネットには、紙石けんのガチャがあります。不思議な感じです笑
そして、↓の画像がご本尊の阿弥陀如来と二十五菩薩がおられる本堂です。
特別拝観で内陣に入ることができ (※)、とてもお近くで拝むことができます!阿弥陀如来と観音・勢至に加え、様々な楽器を奏でる菩薩の方々が来迎する様子を立体的に表現した仏像群です。それぞれの仏様の表情も様々で、とにかく癒される空間です!11世紀末頃とみられる当初のものも10体ほどあり、歴史も感じますね〜。
(公式サイトに画像があります→阿弥陀如来と二十五菩薩 【 現世極楽浄土 即成院 】)
※法要などで特別拝観を中止していることもあるようなので、事前に確認の上、参拝されることをおすすめします。
境内には、御修行 弘法大師像。
また、画像はありませんが、屋島合戦のヒーロー・那須与一ゆかりのお寺としても知られており、本堂の裏手に供養塔があります。
<画像でご紹介〜御朱印〜>
お堂内の拝観窓口で2種拝受致しました。「阿弥陀如来」。
「福禄寿」。
このほか、限定でいただける御朱印も様々あるようなので、ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか!?特に10月は「二十五菩薩お練り供養法会」があり、特別御朱印が拝受できるようです。詳細は公式サイトのお知らせをご覧ください→現世極楽浄土 即成院
さて、即成院で極楽浄土を堪能したあとは、すぐお隣の「戒光寺」に向かいました!
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<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
こちらが山門です。「丈六釈迦如来」の石碑がありますね。
↓こちらが本堂。
え?この中に?っていうぐらい大きな釈迦如来の立像がおわします。身の丈5.4m、台座から後背まで入れると約10mという大きさ。大きすぎてお堂に入った付近ではお顔が見えず笑、だいぶお近くまで進んでようやく下から全体を眺めることができます。運慶・湛慶親子の合作とされており、大変素晴らしいお釈迦さまです。通常でも結構お近くでみることができますが、春と秋に年に2回、内陣特別参拝が行われているようですので、ぜひそのタイミングで拝みたいものです!また、本堂左奥には、ちょっと珍しい半跏のような姿勢の不動明王がおわしますが、この特別参拝の際にはお近くで見られるそうです。
(画像は公式サイトをご覧ください→本堂・境内 - 丈六 戒光寺))
境内には、秘仏の融通弁財天がいらっしゃいます。
年に2回、1月の七福神めぐりと11月の弁財天大祭のときのみご開帳されるそう。
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<画像でご紹介〜御朱印〜>
お堂内の左手授与窓口で拝受致しました。「丈六殿」。
それでは、今回はここまで♪
即成院の来迎の様子も素晴らしかったですし、戒光寺の丈六釈迦如来さまにも大変感動いたしました。また、ここでもほとんど参拝客がおらず、とてもゆっくり参拝することができてありがたかったです。
次回は、京都日帰り仏像拝観の旅もいよいよ最後。「泉涌寺」に参ります!
<即成院>寺院情報
【宗派】
真言宗泉涌寺派
【御本尊】
阿弥陀如来
【公式サイト】
<戒光寺>寺院情報
【宗派】
真言宗泉涌寺派
【御本尊】
釈迦如来
【公式サイト】
【御朱印まっぷ】