奈良寺社めぐりの旅part.6です٩(ˊᗜˋ*)و
新薬師寺の次は約7m(後背含む)の大きなお地蔵様がおられる福智院にお参りしました!福智院は、ならまちエリアの東の方、新薬師寺からは徒歩15分弱、興福寺までは10分程度という場所にあります。(交通機関では、バスの福智院町からすぐです。)
福智院は、天平時代に聖武天皇が建立、開祖は玄昉という古刹(今回の旅は古刹ばかりです笑)。なんと言っても御本尊のお地蔵様が圧巻です。また、春と秋には秘仏の宝冠十一面観音様がご開帳されます(この日は残念ながら1週間ずれで拝見することはできませんでした…)。
それでは、行ってみましょう〜♪
<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
▼福智院に到着〜。
▼山門です。
▼お堂の手前に手水があります。
▼こちらが本堂。鎌倉時代の建造物で重要文化財になっています。御本尊の御地蔵様に見惚れてしまいます。お顔は、よくみるお優しいお地蔵様という感じとは違った印象で、力強くどっしりとしており「もはや如来クラスでは!?」という印象をいだきました。ずっとみてしまう仏像でした。
また、後背には560体の化仏がびっしりと並べられており、この化仏とは別に左右に3体ずつに分かれて六地蔵が配置されています。御本尊を含めると567体。お釈迦様の滅後、56億7千万年後に弥勒様が衆生を救済するという、弥勒信仰を表現したものとなっています。
お寺の方にお話いただき、気付いたのですが、ちょっと不思議な現象がありました。この日はとても天気が良く、太陽の光がお堂に差し込んでいたのですが、こちらのお地蔵様の後背の背後の壁に、虹色の光が映り込んでいました。お写真はありませんが、ステンドグラスを通したような複数の色が壁に。何故かこの数年前から天候が良い時だけ起きるようになったようで、窓やその他のガラスなどがあるわけでもなく、不思議な現象とのことでした。
▼こちらは境内にある「勝軍地蔵尊」。
<画像でご紹介〜御朱印〜>
▼「地蔵大佛」。拝観受付時にお願いできます。
<福智院>寺院情報
【宗派】
真言律宗
【御本尊】
地蔵菩薩
【公式サイト等】※奈良県の観光サイト
【御朱印まっぷ】
<※おまけ この日のランチ>
▼この日は福智院の近くにある、なら和み館にある「Restaurant&Cafe あをがき」さんで食事を取りました。お洒落な内装です。
▼1日10食限定というジビエ料理「鹿三美御膳」をいただきました。
▼鹿のロースト肉、鹿のミートパスタ、鹿肉のそぼろご飯という鹿三昧。つい先ほど「神の使いだ〜!」といたく感動したあとで鹿を食すという、なんともシュールな体験をいたしました…が、お味は独特な臭みみたいなものもほとんどなく、本当に美味しくいただきましたよ!
<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:「金峯山寺」→「當麻寺」
◎2日目:「春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺」→(京都に移動して)「東寺」
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