三千院から程近くの勝林院におまいりしました。
勝林院は、法然上人が、念仏の教えについて各宗派の高僧と御論を交わしたという「大原問答」の場となったことで有名ですね。
御本尊の阿弥陀如来さまは、その大原問答の際に光を放ったというエピソードがあり「証拠の阿弥陀如来」とも言われています。(詳細は後に公式サイトの記述を引用しています。)
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それでは、境内のご紹介を〜。
▼三千院から勝林院までは徒歩1〜2分程度で行くことができます。三千院を後にし北に向かうとすぐにこの「律川」が見えてきます。
▼律川のすぐ先に勝林院のお堂が見えてきます。
▼入り口で大原女さんが迎えてくれます。
▼こちらで拝観受付をします。(御朱印もこちらでいただけます。)
▼風情のある手水。
▼こちらの梵鐘は平安中期のもので、重要文化財だそう。
▼こちらが「本堂」。御本尊の阿弥陀如来さまは、西暦1013年の創建当時のお像は大仏師・康尚作のものだったそうですが、破損や焼失を経て、現在のお像は1737年に開眼されたものだそう(パンフレットの沿革による)。
大原問答と証拠の阿弥陀については、勝林院の公式サイトの記載を引用します。
お堂の中央に安置されている本尊の阿弥陀如来坐像は「大原問答」の折りに奇瑞を示したことから「証拠の阿弥陀」と通称されています。
文治2年(1168)、勝林院住職の顕真が法然をまねいて、延暦寺・金剛峯寺・東大寺などの高僧らとともに念仏の教えについて問答を交わしました。法然は白熱する論議の中で、念仏を唱えれば極楽浄土へ往生できると経典を引用しながら説きました。すると本尊が光を放ち、法然の主張が正しいと証明したのです。集まっていた多くの聴衆たちは、どんな人でも等しく極楽往生できることができると知り、大いに喜んで三日三晩絶えることなく念仏を唱え続けたといいます。
それでは、最後に御朱印のご紹介です!
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▼「大原問答」。
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魚山大原寺勝林院