金戒光明寺は、浄土宗の開祖・法然上人がはじめて草庵を営んだ地であるということから浄土宗最初の寺院(※)と言われています。
※以下は公式サイトより。
十五歳で比叡山に登られた上人が承安5年(1175年)四十三歳の時お念仏の教えを広めるために、山頂の石の上でお念仏をされた時、紫雲全山にみなぎり光明があたりを照らしたことからこの地に草庵をむすばれた。
法然上人がはじめて草庵を営まれた地である。
金戒光明寺のとても大きな山門や御堂は圧巻です(東京だと増上寺とか、浄土系のお寺は割と山門やお堂がどーん!という印象があります笑)。また、境内にある五劫思惟阿弥陀如来が有名で、特に仏像ファンからはアフロ仏などといった愛称で親しまれていますね。
金戒光明寺は、平安神宮から徒歩10分程度。聖護院門跡からは徒歩6〜7分程度。すぐ裏手には岡崎神社などがあります。
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さて、それでは境内のご紹介をしてまいりましょう〜。
▼こちらの「高麗門」から境内へ。※高麗門という形式は、主に城郭の門に用いられるものだそう。そう言われてみると、お寺っぽくない感じもしますね。
▼高麗門を入り進んでいくと、大きな「山門」が!
▼扁額には「浄土真宗最初門」の文字が。浄土宗なのになぜ真宗?と思ったのですが、公式サイトの記載によると”これは、法然上人が最初に浄土の教えの真実義を弘められた念仏発祥の地との意を賜わったものである。”となっていましたので、本当の意味での浄土の教えといった意味の「真」でしょうね。
▼山門の先の参道で、しばし休憩を。涼やかな風に癒されました。
▼手水舎はとても可愛らしく飾られていました。
▼こちらが「御影堂(大殿)」です。法然上人のほか、伝・運慶作の文殊菩薩さまなどがおられます。公式サイトで画像を見ることができます→こちら
▼こちらは「阿弥陀堂」。
▼御影堂の手前にはこのようなお店もありました。ほっと一息つけますね〜。
▼そして、阿弥陀堂の裏手からお墓の方に向かうと、噂の五劫思惟阿弥陀さまがおられました。ほかの五劫思惟仏と比べても、バランス的に頭のサイズが大きい感じがしますね笑
それでは、最後に御朱印のご紹介です!
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▼御影堂内でいただけます。
▼「浄土真宗最初門」。
▼「五劫思惟」。
▼SNSにも積極的な模様!
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浄土宗