奈良寺社巡りの旅part.2は、葛城市にある當麻寺です♪
<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:「金峯山寺」→「當麻寺」
◎2日目:「春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺」→京都に移動し「東寺」
※前回の「金峯山寺」の記事は↓↓↓
當麻寺は奈良時代に創建された古刹。中将姫が一晩で織ったという伝説の當麻曼荼羅が有名で、現在の本堂(曼荼羅堂)には重要文化財の文亀曼荼羅が御本尊としてお祀りされています。
また、塔頭の奥院には美しい浄土庭園が広がっていて、とても癒される空間となっていますよ♪
今回は、當麻寺を伽藍三堂エリア、中之坊エリア、奥院エリアの3エリアに分けてご紹介していきます!それでは、行ってみましょう〜!
<画像でご紹介〜伽藍三堂エリアの様子〜>
▼近鉄の「当麻寺駅」から徒歩15分ほどで到着。「仁王門」が迎えてくれます。
▼立派な仁王像がお守りしています。
▼仁王門を抜けると国宝「梵鐘」が目に入ってきます!
▼その先のすぐ左手が中之坊になりますが、先に曼荼羅堂(本堂)、金堂、講堂のある伽藍三堂エリアへ向かいました。
▼こちらが国宝の「曼荼羅堂(本堂)」です。
▼堂内には、室町時代に転写された文亀曼荼羅が御本尊としてお祀りされており、厨子(天平時代)や須弥壇(鎌倉時代)は国宝となっています。また、役行者三尊(役行者・前鬼・後鬼像)や平安期の十一面観音立像などがあります。
▼本堂に向かって右手側に「講堂」があります。こちらの御本尊は阿弥陀如来坐像。まわりにはお不動様や、お地蔵様、千手観音様などがおわします。
▼講堂の正面にあるのが「金堂」。こちらの御本尊は弥勒仏の坐像(白鳳時代・国宝)で、周りには同じく白鳳期の四天王がおられます。金堂の背後に写っている二つの塔(東塔・西塔)はいずれも国宝となっています。
▼右奥の西塔に近づいてみました。
<画像でご紹介〜伽藍三堂エリアでいただける御朱印>
次に、中之坊のご紹介です。
<画像でご紹介〜中之坊エリアの様子〜>
▼こちらが中之坊の「山門」です。
▼中に入ると拝観受付や書院があります。
▼山門を入って右手奥に「本堂(中将姫剃髪堂)」があります。中将姫が剃髪した授戒堂で、御本尊は十一面観音さま。導き観音と呼ばれています。
▼庭園からは、東塔を眺めることができます!
▼「役行者加持水の井戸」。役行者が秘薬「陀羅尼助」を精製した際にこの井戸の水を用いたそう。
▼高野山にあるような、三鈷の松がありました。
▼中将姫の強い信念でついたとされる足跡が残されています!
▼境内の奥にはお稲荷さんがお祀りされています。
<画像でご紹介〜中之坊でいただける御朱印>
※いずれも中之坊の拝観受付時にお願いできます。
▼「導き観音」。
▼「弥勒仏」。
▼「布袋尊」。
次に、塔頭の奥院です。
<画像でご紹介〜奥院エリアの様子〜>
▼曼荼羅堂に向かって右奥から進むことができます。
▼拝観受付の後ろ側に「宝物館」があります。とっても可愛らしい二十五菩薩来迎像などを見ることができます。
▼「庫裏」。こちらから「大方丈」にいくことができます。
▼お庭がとても綺麗でした!
▼とても癒されます。
▼枯山水も。
▼こちらは「御影堂(奥院の本堂)」です。中には入れませんでしたが、堂内には円光大師(法然上人)坐像や宝冠阿弥陀如来像などが安置されているようです。
▼御影堂の並びにある「阿弥陀堂」。こちらは納骨堂のようです。
▼こちらは奥院の「楼門」です。
▼楼門から西に進むと浄土庭園が広がっています!
▼阿弥陀様もおられます。
▼紅葉も進みつつあり、これまた癒しの空間でした。。。
<画像でご紹介〜御朱印〜>
※庫裏の窓口でいただけます。
▼「法然上人」。
▼「花鳥浄土」。
※襖絵「花鳥浄土」の特別公開期間(令和2年11月14日~11月29日)にいただける特別御朱印です。
▼「浄土寶相」。
▼奥院ではずっと気になっていた當麻曼荼羅の御朱印帳もいただきました!
▼本当にこの御朱印帳は念願だったので、とてもありがたく拝受いたしました!
※サイズは約18cm×約12cmのいわゆる大判サイズ。お色は、この他にゴールドもあります。
<當麻寺>寺院情報
【宗派】
真言宗・浄土宗
【御本尊】
當麻曼荼羅
【公式サイト】
※奥院のサイトは↓↓↓
【御朱印まっぷ】