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794年の平安京造営当時に禁苑(天皇のための庭園)として作られた神泉苑に参拝🙏
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神泉苑は平安京の南東に位置。当時から規模は縮小しているものの(現在は当初の16分の1ほど)、令和の現代に平安時代の面影を残す史跡のひとつです。境内入り口に鳥居があり、池には朱塗りの橋が掛かるなど神社っぽいですが、東寺真言宗のお寺です。
当初の神泉苑は、桓武天皇をはじめ、以降の歴代天皇が行幸され、宴遊など様々な行事が催される場でしたが、弘法大師・空海が善女龍王を勧請し請雨法を修した「天長の祈雨(824年)」以降は、特に祈雨修法が盛んに行われ、祈雨の霊場として活用されていきました。その後は、荒廃や復興を繰り返し、空海とのゆかりから東寺が管理を行なっていったようです。
その他にも神泉苑には様々なエピソードがあります。祇園祭の起源とされる御霊会の発祥であったり、小野小町が雨乞いの歌を奉納したり、源義経と静御前の出会いの場だった(諸説あり)など、平安初期から続く歴史の中で様々なドラマがあったのですね🤔また、スピリチュアル界隈ではパワースポットとしても知られる場所のようです。
さて、それでは境内のご紹介にれっつごー。
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画像で紹介!〜境内の様子
▼二条城から程近くにあります。地下鉄の二条城前からは徒歩4〜5分。JR二条駅から10分弱で到着します。
▼南側の中央に石造りの大鳥居があります。
▼境内に入ると、美しい景観が広がります😊鳥居から入って左手の方に進むと本堂がありますので、そちらからご紹介して参りましょう。
▼こちらが本堂(利生殿)です。江戸末期に東寺から移築したものだそう。ご本尊の聖観世音菩薩像のほか、不動明王さまや弘法大師像などが祀られています。
▼本堂の前に「法成橋」。法成就池にかかるこの橋の向こう側に善女龍王社があります。願い事を一つだけ念じながら橋を渡り善女龍王社へ詣ると願いが叶うとか!
▼この法成就池には、天長の祈雨(824年)で弘法大師・空海が勧請した善女龍王が棲むと言われています。
▼こちらが本堂側からみた善女龍王社。
▼こちらは、橋を渡って善女龍王社側から見た本堂です。
▼善女龍王社の拝殿です。
▼こちらは中門です。拝殿から中門、拝所、本殿という構成になっています。
▼「善女龍王」の扁額。書体がかっこいいですね!
▼拝殿前ではこちらの方々がくつろいでいらっしゃいました😊参拝客にも人気でした!
▼善女龍王社の手前(南側)には恵方社があります。その年々の恵方に向かってお参りすることができます。
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▼境内の南側には天満宮がひっそりとあります。
▼その並びに弁天堂。増運弁才天が祀られています。お堂の鬼瓦にはナマズが描かれていますが、ナマズは弁才天さまのご眷属だそうです。
▼境内東側には「矢剱大明神社」があります。参拝者の身体を守護されるそうです!
それでは、最後に御朱印のご紹介です!
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画像で紹介!〜御朱印
▼御朱印は、境内南西側(本堂の隣)にある寺務所でいただけます。
▼「善女龍王」。
▼こちらでいただける御朱印は金文字で書いていただくこともできます!
▼ご本尊の「聖観音」さま。
▼「不動明王」さま。
▼「矢剱稲荷」さま。
▼「毘沙門天」さま。
▼「辨財天」さま。
▼「弘法大師」さま。右下に「弘法大師請雨聖蹟」の印が押されていますね!
神泉苑のご紹介は以上となります!
▼この次に、すぐお近くに金の鳥居で有名な「御金神社」があるので参拝を予定していたのですが、大変な行列!今回は断念いたしました😭
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寺社情報