本日もご覧いただきありがとうございます😊
紅葉で大変有名な高雄山 神護寺に参拝🙏
※youtube版はこちらからご覧いただけます。(2024年5月にはじめました☆)
☆チャンネル登録いただけますととても励みになります!
神護寺では、2023年のGW期間に金銀泥両界大曼荼羅図(高雄曼荼羅 1793年 江戸模写本)の公開があり、2024年の夏には東京国立博物館で開催の神護寺展の開催も予定されるなど、2023〜24年にかけて盛り上がりが感じられますね!私個人的にも大好きなお寺のひとつで、夏のトーハクの展覧会はとても楽しみです。
そんな神護寺には5年ぶりの参拝。前回(2018年末)の参拝寺は、台風の影響で参道に倒木があったり、最寄りバス停からの道が塞がれていたりとちょっと大変なタイミングでしたが、今回は天候にも恵まれとても素敵な参拝となりました!
神護寺はとても歴史のあるお寺。開創に関わった和気清麻呂公、空海・最澄の関わり、鎌倉期には文覚上人や源頼朝公との関わり、大変多くの文化財などたくさんのエピソードがあります。もちろん、冒頭にも触れたように紅葉が大変有名で秋には観光地としてもとても人気のあるスポットになっています!
色々語りたいことがありますが笑、当ブログは画像を中心にお寺や神社の様子をビジュアル的にお伝えしたいコンセプトがありますので、このあたりで。。
スポンサーリンク
画像で紹介!〜境内の様子
▼京都駅からバスで1時間弱。「高雄」のバス停に到着。こちらから神護寺に向かいます!
▼神護寺の参道までちょっとした下り坂ですが、道は綺麗に整備されています。
▼高雄のバス停から徒歩6〜7分でこの高雄橋に到着です。
▼高雄橋の下を流れる清滝川。朝早めの時間ということもあり、特に空気がとても気持ちよく感じました☺️
▼高雄橋を渡ると、ここからが神護寺までの参道になっています。
▼こんな感じの石段を進みます。地味に大変!笑
▼参道の途中にはいくつかお店があります。
▼上記の高雄茶屋から少し進むとお茶屋の硯石亭があります。もみじ餅という道明寺餅にあんがのったお菓子が名物だそう。
▼弘法大師ゆかりの硯石。空海がこちらの石を硯にして、対岸のお寺の額に文字を書いたという伝説があります。空海にまつわる伝説は様々ありますね!
▼硯石を過ぎると入り口の楼門まであと少し。最後の石段を登ります。
▼楼門が見えてきました🙌こちらの左側の建物が拝観受付になっています。
▼以前はこちらの楼門に持国天・増長天がおられましたが、現在は修復中でしょうか?ご不在でした。
▼こちらは5年前(2018年)に参拝した時の画像ですが、左右に二天がいらっしゃいます。雪の降る景色も美しかったです!とても寒かったですがいい思い出です笑
▼さて、楼門で拝観料をお納めして境内へ。とても開けていて気持ちいいですね😊
▼楼門の先にある境内図です。
▼境内を進むと右手に見えてくるのが、神護寺の元となった高雄山寺を創建したとされる和気清麻呂公の霊廟です。
▼その先には明王堂があります。平安中期の不動明王像がご本尊で、お護摩祈祷が定期的に行われています。
▼神護寺の不動明王は、関東で有名な成田山新勝寺の開山とも深いつながりがあります。新勝寺を開山した寛朝大僧正が、平将門の乱に際に神護寺の不動明王を関東に持ち込み祈祷を行ったのです。市川家の信仰が篤く、こちらの扁額は7代市川團十郎によるものです。
寬朝が弘法大師空海が敬刻開眼されたという高雄山神護寺の不動明王ご尊像を捧持して関東へ出発〜中略〜寛朝は成田の地にご尊像を奉安し、21日間にわたって護摩を焚いて乱の終息を祈願します。結願の日に平将門が敗れ、関東の地に再び平和が訪れます。寛朝が都へ帰ろうとしたところ、ご尊像が磐石のごとく動かず、不動明王から「この地に留まり人びとを救う」というご霊告を受けます。(成田山新勝寺HPより引用)
▼境内を進むと五大堂があります。
▼五大堂の並びに毘沙門堂があります。こちらのお堂が、かつての本堂だったそうです。
▼毘沙門堂に向かって左手側に大師堂があります。ご本尊は、重要文化財の板彫弘法大師像で、毎年11月にご開帳されます。
それでは、いよいよ本堂である金堂に向かいます!
スポンサーリンク
▼五大堂の先の階段を上がった先に金堂があります。ちなみに、このあたりは時代劇のロケなどでもよく使われるそうですよ。
▼こちらが金堂。ご本尊の国宝・薬師如来のほか、脇侍菩薩像(日光菩薩・月光菩薩)、十二神将など多くの仏様を拝むことができます🙏
▼神護寺ご本尊の薬師如来は、私が最も好きな仏像のひとつ。5年ぶりの参拝・再会に本当に感動いたしました😭少し強面というかキツめのお顔にどっしりとした下半身が特徴的です。
▼お堂内には様々な仏像の他にも、空海が結縁灌頂を行った際の名簿のようなもので、最澄の名も書かれている「灌頂暦名」などを拝見することもできます。見応えのあるお堂です。
▼金堂の建物自体は、昭和に入ってから寄進されたもの。
▼金堂の右手側に、お不動さまの石仏があります。
▼左奥には多宝塔が見えます。
▼鐘楼です。建物は江戸時代のものですが、中にある梵鐘は平安期のもので国宝です!
▼金堂の方に戻りまして、金堂の北側には多宝塔があります。こちらには、これまた国宝!の五大虚空蔵菩薩像が安置されています(毎年5月に公開)。神護寺には本当に多くの文化財がありますね。
▼金堂から多宝塔に向かう途中の「竜王堂」。
▼竜王堂から少し下ったところに、空海ゆかりの「閼伽井(あかい)」があります。
▼空海自ら掘られたと伝わるそう!
▼ここから、神護寺定番のかわらけ投げにチャレンジしにいきます!厄落とし的なやつですね。
▼途中に「地蔵院」があります。
▼地蔵院の先に開けたスペースが。この奥でかわらけ(小さいお椀型の土器)を投げます。
▼とてもいい眺め!ここから下に向かってかわらけを投げて、厄を落としました!
▼名残惜しいですが、神護寺参拝はこれで終了。
▼楼門前で再び境内を心に刻みつつ、
▼改めて、楼門を振り返り、
▼神護寺を後にしました。
それでは、最後に御朱印のご紹介です!
スポンサーリンク
画像で紹介!〜御朱印
▼御朱印は金堂内の窓口でいただけます。ご本尊の「薬師如来」。
▼弘法大師の特別御朱印。
▼両界曼荼羅の特別御朱印「金剛界曼荼羅」。
▼こちらは「胎蔵界曼荼羅」。
▼ご朱印帳もいただきました。南北朝時代の境内図で表紙に名前を書き入れてくださいます。嬉しい😊
スポンサーリンク
寺社情報