奈良の旅2日目。元々は2日目も夕方まで奈良で!と予定していたのですが、「そうだ東寺に行こう」とふと思い立ち、早めに京都に戻りました。
10年ほど前に金堂のお薬師さんや講堂の立体曼荼羅の仏像群に魅入られ、ここ数年は年に1度ぐらいの頻度で訪れている東寺。いつ来ても何度拝見しても感動する大好きなお寺です。11月に来たのは初めてで、また夕暮れ時の東寺はとても美しく新たな感動を覚えました。また、秋期特別公開期間中で、五重塔の初層内部の公開期間でもあったので、とてもありがたく拝見いたしました。
※2019年の「東寺」参拝の記事は↓
東寺<教王護国寺>〜京都日帰り 仏像拝観の旅part.1〜(京都市南区)2019/9/13
それでは、今回も行ってみましょう〜!
<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
▼今回は東側から中に入りました。
▼ところどころ紅く色づいた木々が美しかったです。
▼京都のシンボル的な存在。国宝「五重塔」はいつみても素敵です。
▼今回は、こちらの初層が開扉されていました。塔の心柱を大日如来に見立てており、阿閦・宝生・阿弥陀・不空成就の四如来と八菩薩が安置されています。思ったよりも内部は明るく、じっくりと拝見させていただくことができました!
▼そしていよいよお堂へ。今回は薬師三尊のおわす「金堂」から。
▼御本尊は薬師如来。左右に日光菩薩・月光菩薩がおられます。また、薬師如来の台座には十二神将が4方に3体ずつおられます。
▼心が洗われ、時間を忘れてずっといてしまう、とても素敵な空間です。
▼お次は「講堂」です。
▼堂内には、大日如来を中心に、全二十一体の仏像がおわします。中央が如来部、向かって左が明王部、右手側が菩薩部。そして、左右に四天王と梵天・帝釈天が配置されています。弘法大師・空海の密教の教えを立体で表現した立体曼荼羅です。
▼金堂と講堂を一緒に。
▼少し陽が沈んできました。
▼拝観エリアをあとにし、境内の西の方に。
▼「三面大黒天」さま。
▼「不動明王」さま。
▼「鐘楼」です。
▼「御影堂(大師堂)」です。
▼食堂側から御影堂への門です。
▼「宝物館」。春と秋の特別公開期間のみ開館しています。かつては平安京の羅城門に祀られていたという兜跋毘沙門天などを拝見することができます。
▼名残惜しいですが、夕暮れとともに東寺を後にしました。
▼春と秋にはライトアップ夜間特別拝観を行っています。この日も期間中で、17時にいったん閉門した後、17時15分から入場ということで、何名かの方が並んでおられました。
<画像でご紹介〜御朱印〜>
▼食堂内部でいただけます。
▼今回いただいたのは「薬師如来」さま。
▼「大日如来」。
<東寺(教王護国寺)>寺院情報
【宗派】
真言宗
【御本尊】
薬師如来
【公式サイト】
【御朱印まっぷ】
<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:「金峯山寺」→「當麻寺」
◎2日目:「春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺」→(京都に移動して)「東寺」
※ひとつ前の「興福寺」の記事は↓↓↓