縄でぐるぐる巻きにされたお地蔵様「しばられ地蔵」で有名な、葛飾区の南蔵院にお参りしました!
南蔵院は、伊勢物語の作者「在原業平」ゆかりのお寺で「業平山南蔵院」と言います。元は、現在のスカイツリーのある辺りにありました(墨田区業平という住所が残っていますね。)。
しばられ地蔵尊は、盗難除け、足止め、厄除けなど様々なご利益があるとされ、お願いをするときに縄で縛り、願いが叶うと縄を解く、という江戸時代からの風習がいまにつづいています。※由来の詳細は南蔵院の公式サイトをご参照ください。→しばられ地蔵|南蔵院 公式ホームページ|大岡裁きで有名なおじぞうさまです|
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では早速、境内のご紹介を♪
<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
JR/京成線の「金町駅」から徒歩15分ほど。住宅街の中に山門が見えてきます。
立派な構えです!
山門を入ると、右手に手水舎。
まずはこちらで身を清めましょう♪
広々とした境内。「聖徳の松」という樹齢450年と言われる大変立派なご霊松があります。(写真の左奥)
こちらが「本堂」。釈迦如来が本尊としておわします。
こちらが「地蔵堂」。
ぐるぐると縄で縛られていらっしゃいます。毎年、大晦日には縄解き供養が行われます。
「聖徳太子堂」です。
いま南蔵院がある場所には、元々、聖徳寺という天台宗寺院があり、聖徳太子をご本尊としてお祀りしていたそうです。
地蔵堂の裏手には、「水琴窟」があります。綺麗な琴のような音が聞けますよ♪
石仏もおわします。
跨ると出世する、という「出世牛」。
昭和50年に建立された「開運の鐘」。比叡山延暦寺の開運の鐘の鐘霊を奉載したものだそうです!
「結びだるま」。毎年大晦日と元旦には「結びだるま市」というだるま供養が行われています。
結びだるま市のご案内のほか、講演会や坐禅会などの催しも行われています。
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<画像でご紹介〜御朱印〜>
御朱印は山門入ってすぐ左手のこちらでいただけます。
「地蔵尊」
今回はここまで。
「しばられ地蔵」は聞いたことはありましたが、実際に見たのはお初でした。ちょっと痛々しいような…不思議な慣習だなと思いました。
文京区にある林泉寺というお寺にも「しばられ地蔵尊」がおられるようですね。そちらもご縁があれば行ってみたいと思います!
<南蔵院>寺院情報
【宗派】
天台宗
【御本尊】
釈迦如来
【公式サイト】
【御朱印まっぷ】