江戸川区の鹿骨(ししぼね)というエリアにある真言宗のお寺・密蔵院におまいりしました!
密蔵院は、境内にお墓があって、お寺の方がお檀家さんと和やかに談笑されているような「地域のお寺」という感じでありながらも、ご住職は書籍を出されていたり、youtubeチャンネルをされていたりと外に向けた情報発信も積極的にされています。写仏や法話などのイベントも定期的に開催されているようです。
ご本尊は不動明王さま。「もっとい不動」の愛称で親しまれています。(由緒は↓)
不動明王の右腕には元結(もとゆい ★)と呼ばれる細い紐がかけられています。
不動明王鹿骨では、むかしからお正月のお飾り作りが盛んで、藁を縒って起こる腱鞘炎(硬手・こうで)も一つの職業病でした。人々は腱鞘炎になるとお不動さまの手にかかっている元結を一本いただいて、手首に縛りつけて、症状が回復すると、元結を一束奉納する信仰が今に続いています。
現在でも、喉や首が痛ければネックレス代わりに首に巻き、腰が痛ければ数本つないで腰に巻くなど、元結をもらいに来る人がいます。この元結が変化して「もっとい」となりました。(密蔵院HPより)
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それでは、境内のご紹介を〜!
▼京成バスの「鹿骨」停留所からすぐ。電車の場合、最寄り駅は都営新宿線の篠崎駅で、徒歩20分ほどで到着です。
▼こちらがご本堂です。お堂内には立像のお不動さまがおられます。
▼本堂手前にある大きな銀杏の木は、江戸川区の保護樹に指定されているそうです。
▼境内入ってすぐ左手にある石碑。不動明王さま、観音さま、お大師さまのお名前が書かれています。
▼石碑の向かい側に観音さま。
▼とても穏やかなお顔をされています。
▼こちらは本堂の手前にある石仏。青面金剛さまと馬頭観音さまでしょうか。
▼お寺の入り口にはえんま大王さまがおられます。
▼思えば、屋外の閻魔さまは珍しい気が…
それでは、最後に御朱印のご紹介です!
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▼本堂手前の、こちらの玄関の中でお願いしました。
▼ご住職が法要中のため、書置きの御朱印をいただきました。
▼可愛らしいお地蔵さま。
▼癒される観音さま。
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密蔵院
真言宗豊山派
不動明王