2019GW東北寺社巡りの旅「立石寺」の後半記事です!
前回は、登山口を入って根本中堂の厳かな雰囲気で身を引き締め、日枝神社から山門を通り、奥の院に向かって登っていく途中までをご紹介しました。
※「立石寺」前半の記事は↓
cocc-rg.hatenablog.jp
<立石寺 境内超概略図>
今回も立石寺の概略図から。今回御朱印をいただいたお堂をまとめた簡易マップ(紫色の枠で囲っているお堂が御朱印がいただけるお堂)です。合計10種の御朱印を拝受いたしました。
※本記事では御朱印の画像掲載は控えています。
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<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
芭蕉の句を埋めた上に建てた「せみ塚」を通過し、さらに登ると、阿弥陀如来のお姿に見えるという「弥陀洞」が見えてきます。
弥陀洞を過ぎると、程なく「仁王門」がドーン!とあらわれます!(山門から約20分ほどで到着)
※私の感覚的にもですが、周りの方を拝見していても、この辺りが疲労のピークな感じです。この後は、お堂が続き、ところどころで座って休憩することができるなど、少しゆったりと登っていくことができる印象です。
中におられる仁王像もかっこいい!運慶の弟子たちの作といわれているそう!
内側からの仁王門。
仁王門を通過すると右手にお堂が。こちらには小さな阿弥陀如来坐像があります。ここでちょっと一息つくのもいいですね!
このお堂を通過したあたりで撮影した風景。右手には五大堂、開山堂・納経堂です。超絶景!!
素晴らしい景色を背に「性相院」(※御朱印 2種あり)に到着。伝・円仁作の阿弥陀如来さまがご本尊。また、運慶作という毘沙門天さまがおわします。
この2仏の御朱印をいただくことができます。なお、こちらのお堂では、「本来御朱印は写経を納めた上でいただくものである」といった主旨のお話をいただけます。(↓画像の「御朱印所」の額の下に「遊びの方はご遠慮下さい」と書かれています。立石寺は、全体的に「修行の場である」という空気が色濃くありますね。)
次のお堂は「金乗院」(※御朱印あり「地蔵尊」)。御本尊は延命地蔵菩薩さまです。
金乗院のあたりから見える景色。画像の中央左側は修行の岩場で、今では修行者以外の登山を禁じているそうです。
パノラマ画像です。
次に「中性院」(※御朱印あり 「無量寿」)。御本尊は阿弥陀如来さま。
中性院を過ぎると、ついに「如法堂(奥の院)」に到着!たどり着きました!
(※御朱印 2種あり「如法堂」と「大佛殿」の2種)
画像の右奥の建物が如法堂で、左側が大仏殿です。大仏殿には金色の阿弥陀如来さまがおわします。※「お堂内は」、という意味かもしれませんが「撮影禁止」と張り紙があったので奥の院エリアの画像はここまでです。
奥の院まで登り詰め、御朱印もいただき、下りに入ります。
「華蔵院」です(※御朱印 2種あり「大悲殿」と「大日如来」の2種)。
華蔵院に向かって右手には「三重小塔」。この岩屋の中に、全国で最小と言われる三重塔があります。
華蔵院と三重小塔をあとに、五大明王を祀る「五大堂」の方に向かいます。
なかなか良い画像が撮れていないのですが、外観でみるとここが五大堂です笑
改めて、結構登ったなぁと思います。
五大堂からの眺め。
絶景〜!
五大堂のすぐ下には「開山堂」と「納経堂(向かって左)」があります。
正面から見た開山堂。慈覚大師円仁が祀られており、命日の1月14日には法要が行われ御開帳されるそうです。
下りの方が足がきつい!と感じながら登ってきた道中を下っていきます。
ようやく山門に帰り着くと、綺麗なお花に迎えてもらえました。
帰りは下山口の方に向かいました。途中にある「抜苦門」。
「本坊」です。
ネットでは御朱印情報もありましたが、現在(2019年5月)はいただけないようです。
本坊の前にちょっとしたお庭があります。
立石寺のご紹介は以上です!
1,000段を越える石段もテンションでカバーできました笑!それぐらい立石寺は私にとって気持ちの良いお寺でした(*´∀`)
また、観光名所でありながら、昔ながらの「お寺は修行の場」という厳しさも残るお寺で、寺社にお参りするってこういう気持ちも大事だな、と改めて思わせていただける参拝にもなりました。必ずまたお参りに来たい、そう思いながら山寺を後にするのでした…
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<立石寺>寺院情報
【宗派】
天台宗
【御本尊】
薬師如来
【公式サイト】
【御朱印まっぷ】