奈良のお寺めぐりの最終地は安倍文殊院。岡寺→飛鳥寺の参拝後、桜井まで移動して、安倍文殊院に参拝🙏
645年に安倍倉梯麻呂が安倍一族の氏寺として建立した安倍寺がはじまりとされる、大変歴史のあるお寺です。日本三大文殊に数えられるお寺のひとつで、獅子を含め約7mという快慶作の大きな文殊菩薩が御本尊。この文殊さんがこの日一番の楽しみでもありました☺️
また、安倍文殊院には遣唐使の安倍仲麻呂、陰陽師の安倍晴明がお祀りされる金閣浮御堂や稲荷社、飛鳥時代の古墳などもあり、見どころも多く楽しめるお寺となっています!
それでは早速、境内の様子へれっつごー。
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画像で紹介!〜境内の様子
▼北側にある駐車場側から境内に入ると、六角の建造物の手前に拝観受付があります。
▼拝観受付後、右手側に進むと手水舎があります。まずはお清めを。
▼手水舎の近くで安倍文殊院名物?の亀パンが静かにプロモーションされています笑。一匹300円。公式サイトのオンラインショップでも「亀パン 約12cm 体重70g」とお茶目に記載されていました笑
▼そして、こちらが「本堂」になります!
▼御本尊の文殊菩薩は智慧を司る仏さま。ということで、お堂の周りにはとてもたくさんの合格祈願の絵馬がかけられていました😲
▼本堂の奥には、国宝で快慶作の騎獅文殊菩薩像をはじめとする5像からなる「渡海文殊群像」が安置される大収蔵庫があります。言葉で言い表すのが難しいですが、本当に素晴らしい仏像で、感動のあまりお像の前でずっと立ち尽くしてしまいました。少し離れて椅子に座って拝んだり、ちょっと遠くから見てみたり、また近くまで行ったり、しばらくお堂の中で時間を過ごしました。(参拝客もあまりいらっしゃらなかったので、ゆっくりできたのはとてもありがたかったです😅)
▼受付でいただいたリーフレットから。お姿はこんな感じです。とても端正なお顔立ち、細部の細やかさ、本当に素晴らしかったです。また、獅子も含めてかなり大きなお像で、それだけで圧倒される部分もありました!
▼また、お堂内部で繋がっていますが、本堂の先には、釈迦三尊がお祀りされる「釈迦堂」があります。
▼お堂の前には「仏足跡」。「跡」の字が当てられているのは初めてみた気がします。大体「仏足石」となっていますよね。
本堂を後にし、この後は稲荷社や、安倍晴明公がお祀りされる金閣浮御堂、その他のお堂などを巡ります。
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▼こちらは本堂の奥にある「本坊」。
▼本堂に向かって右手側、釈迦堂の奥には鐘楼堂があります。
▼その鐘楼堂の先には、稲荷社に向かう鳥居が連なっています。
▼ちょっとした石段を登っていきます。
▼安倍晴明公の母と伝わる信太森葛葉稲荷さまがお祀りされています。
▼拝観受付の方に戻りまして、こちらは「金閣浮御堂 霊宝館」です。開運弁財天さま、安倍仲麻呂公、安倍晴明公などがお祀りされています。また、堂内壁面には、秘仏の十二天のご尊軸がお祀りされており、季節ごとに三体ずつ寺宝展で開帳されます。
▼金閣浮御堂では、「七まいり」という魔除けや方位災難除けを祈願できます。1周ごとにおさめ札を納めながら、お堂の周りをぐるぐると7周回るものです。これで七難を取り除き、最後にお堂内で福を得る、というものです。なかなかに面白い祈願でした☺️
▼お堂の周りには綺麗にお花が咲いていました。安倍文殊院では、四季の花が楽しめるということです。
▼金閣浮御堂の前に「西古墳」があります。飛鳥時代の古墳で、特別史跡に指定されている貴重なもの。お堂内にはお不動さまがお祀りされていますが、開基の安倍倉梯麻呂のお墓とも伝わるそうです。
▼七まいり祈願のできる金閣浮御堂の先には、「花の広場」があります。
▼その先には「不動堂」。
▼さらに境内の東側に進むと、十一面観音さまがいらっしゃいます。
▼こちらは室町時代に建立された、重要文化財の「白山堂」。ご祭神は菊理媛神で、安倍文殊院の鎮守の神様だそう。
▼残念ながらスケジュールの都合でここで引き返しましたが、この合格門の先には安倍晴明公がお祀りされる晴明堂があります。次回はぜひこちらも行きたいです!
それでは、最後に御朱印のご紹介です!
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画像で紹介!〜御朱印
▼御朱印はご本堂の入口(拝観受付)にていただけます。
▼「智恵佛」。
▼「文殊大士」。
▼「弁財天」。
▼ご本尊の文殊菩薩は、卯年の守り本尊ということで「うさぎ限定朱印」も拝受いたしました。木の枝が「縁」の文字になっています!
▼また、五芒星の入った「本水晶念珠」を授かりました。
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