京都 仏像拝観の旅 2寺目は御室桜で有名な「仁和寺」です!
2018年に東京・上野の国立博物館で行われた特別展「仁和寺と御室派のみほとけ」で、仁和寺の観音堂を再現したエリアがありました。観音堂本尊の千手観音菩薩を中心に、二十八部衆、不動明王・降三世明王、風神・雷神の計33体もの仏像がすべて集結するという圧巻の空間でした。
↓展覧会のこの観音堂エリアはなんと撮影可能で、ありがたくお写真を撮らせていただきました。(2018年2月撮影)※もちろん、現地の仁和寺・観音堂内は撮影禁止ですのでご注意を。
この展覧会で再現されていた観音堂が、2019年の春と秋に一般公開されるということで、今回、秋季特別内拝期間(9/7〜11/24)にあわせて仁和寺に参りました!
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<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
バス停「御室仁和寺」の目の前。大きな二王門がドーンと現れます。
大変力強い二王さまです。
二王門をくぐると、すぐ左手に拝観受付があります。
拝観チケットを購入後、拝観受付のすぐ右側にある本坊表門から御殿・庭園の方に向かいます。
襖絵やお庭などを眺めながら御殿の中をゆるりと拝観♪
↓こちらは「南庭」。左側に見える立派な門は勅使門です。
外側から見た勅使門。(本坊表門に向かって右手側にあります。)
<画像でご紹介〜御朱印〜>
仁和寺で最初にいただいた御朱印はこちら。「旧御室御所」。
※御殿の入り口で御朱印帳をお預けして、宸殿や霊明殿を拝観後、帰りに入り口で受け取るパターンです。
御殿のエリアを後にし、参道を奥へと進みます。
「中門」に到着。最初の二王門と奥の金堂の中間に位置します。
中門の向かって左におわす「西方天」。
こちらは右手側の「東方天」。
中門を抜けると左手に御室桜が広がります。ぜひ一度、見頃の季節に来たいものです。
御室桜のあるエリアを通過すると右手に五重塔、左手に観音堂があります。この五重塔は寛永年間に建立。
そして、ついに来ました!こちらが観音堂です。僧侶の修行の場として通常は非公開ですが、平成の大修理を終え、特別内拝が行われています(秋季特別内拝は2019/11/24まで)。
観音堂には、冒頭でも触れた千手観音菩薩立像を中心とする三十三体の仏像がおられるほか、お堂を囲むように素晴らしい障壁画が描かれています。
展覧会で拝見した観音堂の諸仏にまたお会いできたことがとても嬉しかったですし、しかも次いつ見られるか分からないと思うと、とてもありがたい気持ちにもなりました!
※余談ですが、先述の東京国立博物館の展覧会での再現は、かなり精巧に表現されていたのだと改めて感動しました。
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<画像でご紹介〜御朱印〜>
観音堂でいただいた御朱印です。金堂・ご本尊の「阿弥陀如来」さま。
もうひとつは、「弘法大師」さま。
そして、観音堂 特別内拝 限定御朱印 五躯です。これは嬉しい!笑
※レイアウト上、千手観音の御朱印が大きく写っていますが、すべて同じ大きさ(縦横:約17.8cm×約11.9cm)です。
さて、だいぶ長くなってきましたので、今回はこのあたりで(~ ̄▽ ̄)~
次回は仁和寺の後編!金堂やその他の伽藍のご紹介をしていきたいと思います!
<仁和寺>寺院情報
【宗派】
真言宗御室派
【御本尊】
阿弥陀三尊
【公式サイト】
【御朱印まっぷ】