深大寺で開催中の「鬼大師」特別開扉に行ってきました!
現在、東京国立博物館で開催されている特別展「最澄と天台宗のすべて」に、比叡山の高僧であり、中興の祖と言われる慈恵大師(元三大師)のお像が出開帳されています。
その元三大師像の胎内仏である鬼大師のお像が深大寺の釈迦堂で特別公開されるということで、早速拝観に行ってまいりました!
※元三大師が鬼のような風貌に変化したお姿を「鬼大師」といいます。
江戸時代の文化13年に、深大寺から両国・回向院にこの元三大師像・鬼大師像が出開帳された以降、この「鬼大師像」については秘仏として厳重に二重のお厨子に収められていたそうです。それ以来なので、実に205年ぶりの公開となっています!
※会期:令和3年11月3日(水・祝)~11月21日(日)
スポンサーリンク
今回は、こちらの特別公開に関しての記事なります!
深大寺のお堂などは別の記事で改めて紹介予定です〜。
<画像でご紹介〜お寺の様子〜>
▼山門にも大きく「鬼大師」特別開扉とあります!
▼境内入って、左手の方の釈迦堂で公開されています。
▼拝観時間は10時からですが、わたしが到着した9時半頃(11月6日土曜日)には、既に30人ぐらい人が並んでいました。
▼列に並んでいると、9:50頃から法要が始まり、僧侶の読経が聞こえてきました。
▼釈迦堂の外観。階段を上がったところに受付があり、拝観料を納め、アルコール消毒をしてお堂内に進みます。
この日は土曜日ということもあってか、常に人が列をなしている状況でしたが、
こちらの釈迦堂内はこじんまりとしたスペースでそれほど多くの展示物があるわけでもないので、とてもスムーズに列は進んで行きました(私の前に30名ほど人がおられましたが、15分程度で拝観できました)。
▼拝観料は500円。
▼特別公開の動画や特別授与品の動画も紹介されています。
【拝観の感想】
15センチほどの大きさということであまりよく(はっきりと)観られないかなと想像していたのですが、思ったよりもお近くで拝むことができ、じっくり拝見することができました!
本当に言葉にするのが難しいのですが、とにかくすごいです笑。釈迦堂に足を踏み入れた瞬間、身が引き締まるというか、ドキドキするとは少し違う感じでしたが、むしろちょっと圧迫されるような感覚というか…。
205年ぶりというおそらくこの先もないであろうとても貴重なお像との対面に感動と感謝でした!
▼ちなみに、鬼大師が公開されているこちらの釈迦堂は、通常は白鳳期のお釈迦様がおられますが、2021年11月現在では東京国立博物館で開催中の特別展「最澄と天台宗のすべて」におでかけ中です。
特別朱印や授与品もいただきましたので、この後ご紹介を。
スポンサーリンク
<画像でご紹介〜御朱印〜>
▼鬼大師特別御朱印。見開きで書置きのものとなります。
▼豆大師の描かれたクリアファイル付きです。大きさはA5版ぐらいです。
<画像でご紹介〜特別授与品〜>
▼「鬼大師像」復刻版画札。
深大寺に江戸時代より伝わる古板木を使用して職人さんが一枚一枚仕上げているそう!
「鬼大師」「角大師」「豆大師」「元三大師御影」の4種ありますが、今回いただいたのはこちらの「鬼大師」。額に入れて飾りたいと思います!
深大寺のyoutubeチャンネルで、版画札の復刻作業の動画が上がっています↓↓↓
深大寺 特別授与【鬼大師像】大師版画札~職人による復刻作業~ - YouTube
※11/6の深大寺HPのお知らせによると、「鬼大師特別公開を記念し限定授与していた元三大師さま各お姿の復刻版画札は品薄状態が続いて」いるそうです。
以下、深大寺HPのお知らせ欄引用
鬼大師特別公開を記念し限定授与していた元三大師さま各お姿の復刻版画札は品薄状態が続いております。今後の授与予定は下記のとおりです。
11/6(土) 各先着順で、鬼大師60枚・角大師40枚・豆大師25枚・元三大師御影20枚
11/7(日) 同じく先着順で、鬼大師60枚・角大師40枚・豆大師25枚(最終)・元三大師御影20枚(最終)
※一枚ずつ版画職人が刷り上げておりますので、生産数に限りがございます。
※豆大師・元三大師御影札につきましては原板(文化財)の劣化保護の観点から、ご希望予定であった皆様には申し訳ございませんが再版の予定は立っておりません。なお、平日分の取扱は既に終了致しました。
※鬼大師・角大師の版画札につきましては今後も増版を予定しておりますが、原則 お問い合わせやお取り置き、郵送などの対応は行っておりませんので、在庫状況につきましては深大寺授与所にお越し頂くか、ホームページお知らせ欄を随時ご確認ください。
また、特別授与品としては、このほかに限定御守り、限定散華もあります!
スポンサーリンク
【深大寺まっぷ】