こころ静かに寺社巡りdiary

ご縁あって参拝させていただいた素晴らしい神社・仏閣(主に東京周辺)について綴ります。個性豊かな御朱印も掲載!

九品仏 浄真寺(東京都世田谷区)2019/2/10


九軀の阿弥陀如来がおられる<九品仏 浄真寺>。仏像ファンとしてはいつか行きたいと思っていたお寺の一つです。ブルーの螺髪と金色のお身体が印象的な阿弥陀様なので、テレビなどでご覧になったことがある方もいらっしゃるのではないでしょうか。また、奥沢城というお城の跡地のため、境内が広いです!

浄真寺へは、東急大井町線の「九品仏」駅から徒歩2分ほどで行くことができます。自由が丘駅からも徒歩10分もかからないぐらいです。)

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九品仏駅を出てすぐ。参道が目に入ります。

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参道を歩くこと1分ほどで総門に到着。

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総門を入るとすぐ左手に、建設中のお堂が。閻魔大王・葬頭河婆がおられる「閻魔堂」です。仏像自体は2019年1月に遷座され開眼法要も行われたようですが、春に予定されている落慶法要後に参拝可能となるようです。また春以降にお参りしたいです!

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閻魔堂の先(左手の方)に手水。

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手水の先に「開山堂」があります。立派なお堂です!この日は法要中で外からしか拝見できませんでしたが、開山 珂碩上人の御尊像が安置されています。

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開山堂に向かって左手側に「観音堂」があります。開山堂にある寺務所に一声かけ、中を拝見させていただきました。堂内には、不空羂索観音と四天王がおわします。

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また、観音堂の周りには様々な石仏がおられます。

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観音堂をあとにし、「仁王門」へ。

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珍しく、仁王様のところに金網などがなく大変見やすかったです笑。

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こちらが本堂の「龍護殿」。

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龍護殿に入ると、広く天井の高いお堂の正面に、金色に輝くご本尊 釈迦如来。圧倒されます。
堂内には、お釈迦様のほか、五劫思惟、法然上人、善導大師、賓頭盧さまなどがおられます。
(個人的には、「半金色」と言われる身体の下半分が金色に輝く善導大師さまのお像を一度拝見したいと思っていたので、大変感動しました!善導大師は唐の時代の僧で、浄土宗の開祖法然上人が夢の中で言葉を交わした善導の下半身が金色に輝いていた、というエピソードがあります。)

写真で見るとそうでもないですが、大きなお堂です。
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さて、本堂をお参りした後はいよいよ九躯の阿弥陀様がおられるお堂へ。ブルーの螺髪が有名な阿弥陀様です!本堂の向かい側に「上品堂(じょうぼんどう)」「中品堂(ちゅうぼんどう)」「下品堂(げぼんどう)」の3つのお堂(三佛堂)があり、それぞれに三躯の阿弥陀様がおられます。また、九躯の阿弥陀如来はそれぞれ違う印を結んでいます。
<九品の九階位>
■上品:上品上生、上品中生、上品下生
■中品:中品上生、中品中生、中品下生
■下品:下品上生、下品中生、下品下生

本堂を背にして左から「下品堂」「上品堂」「中品堂」の順に並んでいます。
こちらは「下品堂」。

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中央にある「上品堂」

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そして「中品堂」。ぱっと見、どれも同じですね笑

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三佛堂におられる九躯の阿弥陀如来像はどれも素晴らしく癒される仏像です。また、丈六サイズの如来が並ぶのはそれだけでも圧巻。仏像ファンでなくても一見の価値はありかな、と思います!
また、木々が多く、紅葉シーズンには大変に美しい景色となるようです。ぜひその季節にもお参りしてみたいですね。

最後に、こちらでは2種類の御朱印をいただきました!

一つ目は「九品阿弥陀如来」。

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もう1種は「五劫思惟」。
※五劫思惟とは、阿弥陀如来が菩薩の時代に、五劫という長い間、衆生を思いひたすら思惟し続けてくださったという、その時のお姿を表したものです。

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なお、駅は九品仏駅が圧倒的に近いですが、自由が丘方面にも門があります。東門となっていますね。

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■寺院情報 

【宗派】
浄土宗

【御本尊】
釈迦如来

【公式サイト】 

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