おまいりの心静かに寺社巡りdiary

ご縁あって参拝させていただいた素晴らしい神社・仏閣(主に東京周辺)について綴ります。個性豊かな御朱印も掲載!

縁結びのお不動さまがおわす成就院におまいりしました(神奈川県鎌倉市)2021/12/4

鎌倉寺社巡りの2ヶ所目です。

江ノ電の見える御霊神社におまいりした後は、徒歩で成就院に向かいました。
成就院真言宗大覚寺派の寺院で、御本尊は不動明王さま。境内には御本尊の分身であるお不動さまが「縁結び不動明王」としておわします。また、こちらの成就院は、聖観音さまもお祀りしており鎌倉33観音の21番札所となっています。

境外仏として智慧の仏様・虚空蔵菩薩をお祀りする虚空蔵堂(星井寺)が成就院のすぐ近くにあり、あわせておまいりしました。虚空蔵堂は、行基さん縁の大変歴史のあるお寺だそう。

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それでは、まずは虚空蔵堂、そのあと成就院の境内の様子を〜。

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼御霊神社から徒歩5分ほどで到着。「南無虚空蔵菩薩」の幟旗が目印です。
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▼石段の先にお堂があります。御本尊の虚空蔵菩薩さまは行基作の秘仏で、御前立ちは源頼朝が運慶に作らせたお像だそう(看板に記載がありました)。
また、手前のお堂には海上安全などの徳をお授けくださる「舟守地蔵」さまがおわします。
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▼御由緒の看板です。
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▼虚空蔵堂の前の通りを挟んですぐ目の前に成就院への入口があります。
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▼「東結界」こちらから山門に向かいます。
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▼軽い登り坂と石段を上がって振り返ると…絶景です!!!鎌倉の海・由比ヶ浜が!
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▼海を眺めて高いテンションのまま山門に到着。
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▼停止中の手水。喉乾いていらっしゃらないかな。。。
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▼ご本堂です。御本尊の不動明王のほか、大日如来、聖観世音菩薩などがおわします。
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▼境内のお不動さま。縁結び不動明王ということで、待受画面にすると恋愛成就するとか!?
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▼そのほか、境内にはさまざまなお像などがあります。山門を入ってすぐ右手側にお大師さま。
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▼文覚上人荒行像。
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▼こちらの六角堂は、聖徳太子の1300年御忌記念に建立されたとのこと。
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▼安産・子育て・子授けの功徳がある「子安地蔵さま」と「子生石」。二つの霊石をなでるとご利益があるそう!
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▼こちらは「なでかえる」。可愛らしい?ですね!
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▼帰りは山門を出て「西結界」から次の目的地に参りました。
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<画像でご紹介御朱印〜>

▼本堂に向かって左側の授与窓口。御朱印はコロナ対策で書き置きとなっています。
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▼本尊 不動明王
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虚空蔵菩薩(鎌倉13仏霊場13番札所)
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▼聖観世音菩薩(鎌倉33観音21番札所)
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成就院>寺院情報

【宗派】
真言宗大覚寺派

【御本尊】
不動明王

【公式サイト】

www.jojuin.com

www.jojuin.com

 

御朱印まっぷ】

歌舞伎役者の墓所として有名な役者寺・大雲寺におまいりしました(東京都江戸川区)2021/11/23

役者寺と呼ばれ、市村羽左衛門、坂東彦三郎、尾上菊五郎など大変著名な歌舞伎役者の墓所として知られる「大雲寺」におまいりしました。
浄土宗の寺院で、御本尊は阿弥陀如来さま。山門には珍しく大黒天さま・恵比寿さまがおわします。

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それでは早速、境内のご紹介を〜。

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼都営新宿線の瑞江駅から徒歩10分ほどで到着!参拝者用の駐車場もありました。
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▼三門がみえてきました。
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▼御由緒です。
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▼三門「福寿門」です。あれ、仁王像じゃない!珍しいですねー。
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▼開かれたお寺として参拝者をもてなすために、忿怒相の仁王像ではなく、柔和な恵比寿さま・大黒さまを安置したそうです。当初安置されていた木像は、いまは書院に置かれているそう。
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▼大黒天さま。平成三十一年4月造立(令和元年5月開眼)ということで真新しいお像です。
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▼こちらは恵比寿さま。
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▼三門の天井です。
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▼山門を抜けると左手に観音さまとお地蔵さまがお迎えしてくれます。
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▼鐘楼です。
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▼こちらが本堂。御本尊は阿弥陀如来さま。
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▼パンフレットより。御本尊の阿弥陀如来さま。
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▼本堂側からの景色。
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▼こちらもパンフレットより。本堂の奥(東側)が墓所になっており、多くの著名な歌舞伎役者のお墓があります。一般の檀家さんのお墓も多く、この日もお墓参りの方を数組お見かけしました。
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▼ちょっとだけ紅葉♪
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<画像でご紹介御朱印〜>

▼本堂に向かって右手側の書院でインターホンを押し、御朱印をお願いしました。
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▼「南無阿弥陀仏」。左右に、大黒天尊・恵比寿尊、とあります。
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<大雲寺>寺院情報

【宗派】
浄土宗

【御本尊】
阿弥陀如来

【公式サイト】

yakushadera.com

御朱印まっぷ】

深川不動堂の11月月替り御朱印をいただきました(東京都江東区)2021/11/20

よくおまいりさせていただく門前仲町にある深川不動堂
今年(令和三年)は月替わりの御朱印をいただくことができます!今年も残すところ1ヶ月半ほど。今回は、お護摩への参列とともに11月の月替わり御朱印をいただいて参りました。

※以前の「深川不動堂」参拝の記事は↓  

cocc-rg.hatenablog.jp

 

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深川不動堂は何度かこのブログでも紹介していますが、少しだけ境内のご紹介を〜。

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼本堂の外壁には、お不動様の御真言が。
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▼こちらが旧本堂です!
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▼旧本堂の手前に授与所があります。
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<画像でご紹介御朱印〜>

▼いただいた御朱印はこちら。
11月は、七五三と酉の市のシーズンということで子どもと熊手のデザイン。
左上が智童大師と云われる興教大師・覚鑁上人の少年期のお姿。堂内の内仏殿1Fにある「智童の間」に祀られています。
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深川不動堂>寺院情報

【宗派】
真言宗智山派

【御本尊】
不動明王

【公式サイト】

www.fukagawafudou.gr.jp

 

御朱印まっぷ】

南篠崎の立木観音堂にいってきた(東京都江戸川区)2021/11/14

江戸川区の南篠崎に、樹齢500年という古木に彫られた観音様がおられるということを知り、早速いってみました!

都営新宿線瑞江駅を降りて、南口から徒歩で10分程度でいくことができます。

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<画像でご紹介〜お堂の様子〜>

▼住宅街の中に「江戸川区史跡」の看板が見えてきます!
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▼民家の敷地にあります。
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▼この日は休業日でしたが、お堂?建物?の右側は「necoya BAKERY」というパン屋さんになっています。
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▼左側からの一枚。こちらに観音像がおわします。拝観料などはなく、タイミングが良ければ中に入って拝見させていただくこともできそうです。
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▼いらっしゃるのは、ややアルカイックスマイルのようにもみえるお優しいお顔の観音様です。名称は「大慈正観世音菩薩」さま。立像で2.6mということで、とても立派な観音様でした!明治34年に行徳の仏師・浅子周慶氏の手によって彫られたものだそう。
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▼お堂のならびにお社もあります。
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<画像でご紹介御朱印〜>

御朱印はありません。

 

まっぷ】

厄除元三大師で有名な深大寺におまいりしました(東京都調布市)2021/11/6

やはり寺社巡りは朝一番がいいですね!鬼大師さまの特別公開に合わせて朝から深大寺にお参りしましたが、9時頃は人もまだ少なく、空気も澄んでいてとても気持ちいい参拝となりました。

深大寺は元三大師の厄除けで有名な寺院で、この日は季節柄、七五三の参拝客が多くいらっしゃいました。

鬼大師特別公開の記事はこちら↓↓↓

cocc-rg.hatenablog.jp

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それでは、境内のご紹介を〜。

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼京王バスで深大寺まで行きました(京王線の調布駅またはつつじヶ丘駅から20分ほど)。
バス停から山門にかけての参道です。
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▼お蕎麦屋さんなどが並んでいます。
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▼鬼太郎茶屋。
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▼そして、こちらが山門です!
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▼山門入って正面やや左手側に手水舎があります。こちらで身を清めます♪
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▼山門を入って正面にはご本堂。御本尊の宝冠阿弥陀如来がおわします。
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▼御本堂にお参りの後は、この橋の向こうにある元三大師堂に向かいました!
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▼こちらが元三大師堂。お護摩や七五三の御祈願などもこちらです。
元三大師護摩は毎日行われています。コロナ前はご祈祷の申し込みがなくても堂内で参列できましたが、2021年11月現在は入場を制限をしている模様。
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▼元三大師堂の手前(右手側)にお札などを渡す受付のような建物があるのですが、その裏側にこのような石仏が並んでいます。
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▼この角大師さん、ちょっとユニークですね!
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本堂・元三大師堂を後にし、境内の他のお堂にまいります!

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▼こちらは元三大師堂のすぐ左脇から開山堂に向かう参詣道です。ちょっと裏路地的な道を進んで行きます。
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▼こちらが開山堂。中はよく見えませんでしたが、薬師如来、十一面観音、弥勒菩薩などがお祀りされているようです。
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▼こちらは元三大師堂に向かって左手にあるお社。中央が「白山大権現」、右が「山王大権現」、左が「稲荷大明神」。
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▼釈迦堂です。通常時は、白鳳期の傑作とされる国宝の釈迦如来像が安置されています。
※2021年11月6日現在は東京国立博物館の展覧会に出展されています。
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▼ちょっと戻りまして、こちらは東門。入った正面が旧庫裡です。
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▼旧庫裡保存棟です。
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▼鐘楼。明治3年に再建されたものだそう。
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▼こちらは不動堂です。東門から出て少し歩くと左手にみえてきます。
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▼不動堂の右奥側には不動之瀧があります。
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▼滝の上にお不動様がおわします。とても空気が澄んでいて、水の流れる音が心地よい空間でした!
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▼少し戻りまして、山門に向かってすぐ左手にもお不動様の滝があります。
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▼こちらは深沙大王堂。山門に入る手前、お蕎麦屋さんや土産物店が立ち並ぶ参道を西の方に進んだ先にあります。
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▼毎月17日の深沙大王月例法要時には、限定御朱印が頂けるそう。絶対秘仏の深沙大王像を忠実に模した御朱印ということで、縁があれば是非いただきたいですね!
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▼深沙大王堂の右脇の道を進んでいくと、延命観音窟があります。
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▼慈覚大師・円仁さん自刻の延命観音が刻まれたという大石が納められています。
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<画像でご紹介御朱印〜>

▼今回は、釈迦堂手前に設けられた授与所で拝受いたしました。
(前回参拝した時は本堂に向かって右側の寺務所でいただきました。)
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▼厄除 元三大師
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▼無量寿。御本尊の阿弥陀如来を指します。
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▼白鳳仏
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▼鬼大師特別開扉に伴う特別御朱印。
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<深大寺>寺院情報

【宗派】

天台宗別格本山

【御本尊】

阿弥陀如来(御本堂の本尊)

【公式サイト】

www.jindaiji.or.jp

 

御朱印まっぷ】

205年ぶり!深大寺の「鬼大師」特別開扉に行ってきました(東京都調布市)2021/11/6

深大寺で開催中の「鬼大師」特別開扉に行ってきました!

現在、東京国立博物館で開催されている特別展「最澄天台宗のすべて」に、比叡山の高僧であり、中興の祖と言われる慈恵大師(元三大師)のお像が出開帳されています。
その元三大師像の胎内仏である鬼大師のお像が深大寺の釈迦堂で特別公開されるということで、早速拝観に行ってまいりました!
※元三大師が鬼のような風貌に変化したお姿を「鬼大師」といいます。

江戸時代の文化13年に、深大寺から両国・回向院にこの元三大師像・鬼大師像が出開帳された以降、この「鬼大師像」については秘仏として厳重に二重のお厨子に収められていたそうです。それ以来なので、実に205年ぶりの公開となっています!
※会期:令和3年11月3日(水・祝)~11月21日(日)

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今回は、こちらの特別公開に関しての記事なります!
深大寺のお堂などは別の記事で改めて紹介予定です〜。

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼山門にも大きく「鬼大師」特別開扉とあります!
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▼境内入って、左手の方の釈迦堂で公開されています。
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▼拝観時間は10時からですが、わたしが到着した9時半頃(11月6日土曜日)には、既に30人ぐらい人が並んでいました。
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▼列に並んでいると、9:50頃から法要が始まり、僧侶の読経が聞こえてきました。
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▼釈迦堂の外観。階段を上がったところに受付があり、拝観料を納め、アルコール消毒をしてお堂内に進みます。
この日は土曜日ということもあってか、常に人が列をなしている状況でしたが、
こちらの釈迦堂内はこじんまりとしたスペースでそれほど多くの展示物があるわけでもないので、とてもスムーズに列は進んで行きました(私の前に30名ほど人がおられましたが、15分程度で拝観できました)。
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▼拝観料は500円。
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▼特別公開の動画や特別授与品の動画も紹介されています。
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【拝観の感想】
15センチほどの大きさということであまりよく(はっきりと)観られないかなと想像していたのですが、思ったよりもお近くで拝むことができ、じっくり拝見することができました!

本当に言葉にするのが難しいのですが、とにかくすごいです笑。釈迦堂に足を踏み入れた瞬間、身が引き締まるというか、ドキドキするとは少し違う感じでしたが、むしろちょっと圧迫されるような感覚というか…。
205年ぶりというおそらくこの先もないであろうとても貴重なお像との対面に感動と感謝でした!

 

▼ちなみに、鬼大師が公開されているこちらの釈迦堂は、通常は白鳳期のお釈迦様がおられますが、2021年11月現在では東京国立博物館で開催中の特別展「最澄天台宗のすべて」におでかけ中です。
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特別朱印や授与品もいただきましたので、この後ご紹介を。

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<画像でご紹介御朱印〜>

▼鬼大師特別御朱印。見開きで書置きのものとなります。
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▼豆大師の描かれたクリアファイル付きです。大きさはA5版ぐらいです。
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<画像でご紹介〜特別授与品〜

▼「鬼大師像」復刻版画札。
深大寺に江戸時代より伝わる古板木を使用して職人さんが一枚一枚仕上げているそう!
「鬼大師」「角大師」「豆大師」「元三大師御影」の4種ありますが、今回いただいたのはこちらの「鬼大師」。額に入れて飾りたいと思います!
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深大寺youtubeチャンネルで、版画札の復刻作業の動画が上がっています↓↓↓

深大寺 特別授与【鬼大師像】大師版画札~職人による復刻作業~ - YouTube

 


※11/6の深大寺HPのお知らせによると、「鬼大師特別公開を記念し限定授与していた元三大師さま各お姿の復刻版画札は品薄状態が続いて」いるそうです。
以下、深大寺HPのお知らせ欄引用

鬼大師特別公開を記念し限定授与していた元三大師さま各お姿の復刻版画札は品薄状態が続いております。今後の授与予定は下記のとおりです。
 11/6(土) 各先着順で、鬼大師60枚・角大師40枚・豆大師25枚・元三大師御影20枚
 11/7(日) 同じく先着順で、鬼大師60枚・角大師40枚・豆大師25枚(最終)・元三大師御影20枚(最終)
※一枚ずつ版画職人が刷り上げておりますので、生産数に限りがございます。
※豆大師・元三大師御影札につきましては原板(文化財)の劣化保護の観点から、ご希望予定であった皆様には申し訳ございませんが再版の予定は立っておりません。なお、平日分の取扱は既に終了致しました。
※鬼大師・角大師の版画札につきましては今後も増版を予定しておりますが、原則 お問い合わせやお取り置き、郵送などの対応は行っておりませんので、在庫状況につきましては深大寺授与所にお越し頂くか、ホームページお知らせ欄を随時ご確認ください。

また、特別授与品としては、このほかに限定御守り、限定散華もあります!

 

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深大寺
まっぷ】

<封じ護摩のお寺>江戸川不動尊 唐泉寺におまいりしました(東京都江戸川区)2021/11/3

本日もご覧いただきありがとうございます☺️

東京・江戸川区の北小岩にある江戸川不動尊「唐泉寺」におまいりしました♪

☆youtube版はこちらからご覧いただけます。(2024年5月に始めました。)
☆チャンネル登録いただけますととっても励みになります!

youtu.be


最寄駅は京成小岩駅。ここからバスか徒歩で行くことができます(徒歩12分程度)。

お寺のHPの縁起にも記載がありますが(以下)、病封じのご利益があるお寺です。
御本尊は不動明王。現代仏師で有名な松本明慶氏の作だそう!

唐泉寺HP〜当山の縁起〜より
日本唯一の「封じ護摩」の寺として、御本尊に大日大聖不動明王を招来し、「がん封じ」「ぼけ封じ」などに霊験あらたかなお寺として、参詣の人々が後を絶ちません。


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それでは、早速境内のご紹介を〜。

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼京成小岩駅から住宅街を進んだ先にあります。駐車場も隣接してあるのでお車でも参拝できますね。
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▼お堂の前に手水舎です。こちらで身を清めましょう。
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▼こちらが本堂の外観です!
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▼「よみがえり不動」さま。蛙?に乗った珍しい石仏です。
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▼こちらが本堂。
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▼御本尊はもちろん不動明王。慶派の流れを汲むとされる大佛師 松本明慶先生の作られたお像だそう。以下は御由緒リーフレットの画像です。f:id:rgcocc:20211103174153j:plain

▼とても力強い表情をしておられます!
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▼境内には、「気力稲荷」さまと、周りには七福神がおわします。
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▼十三重塔も。
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▼本堂の1Fでご祈祷の申し込みなどができます。御朱印やお守りの授与もこちらで。
この寺務所の内装がとても印象的でした!外観からは想像できないですが、5本の柱に鮮やかな色彩で五大明王が、天井には大日如来が描かれていました!
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▼こちらの新しそうな建物は本堂の向かい側にある「地蔵院」。堂内でお地蔵さまにおまいりできます。
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<画像でご紹介御朱印〜>
▼「江戸川不動尊」。
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▼御朱印とともに諸病封じのお箸をいただきました。※サイズ(長さ)は2種、各500円。
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<唐泉寺>寺院情報

【宗派】
真言宗泉涌寺派

【御本尊】

大日大聖不動明王


【公式サイト】

www.tousenji.org


御朱印まっぷ】

深川不動堂で月替わりの限定御朱印をいただきました(東京都江東区)2021/10/23

このブログでも頻繁に登場していますが、門前仲町にある深川不動堂におまいりしました。令和三年は、毎月月替わりの御朱印が用意されていて、今回は参拝、お護摩への参列とあわせて10月の月替わり御朱印をいただきましたよっ♪

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では、早速境内のご紹介を〜。

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

東西線門前仲町の1番出口から地上に出るとすぐ参道になっています。
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▼参道をプラプラ進むと、数分で到着!
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▼境内入ってすぐ左手側に手水舎があります。
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▼手水舎と同じエリアに「深川龍神」さま。
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▼こちらが旧本堂です。歴史を感じる建造物です。
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▼この時そこそこ人がいたのですが、お写真を撮りたい時にちょうど人払いが起きてとてもありがたかったです!
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▼旧本堂に向かって左手側のこちらが本堂の入り口と、御祈祷の申し込みなどを行う総合受付所。
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今回もこちらの本堂内でお護摩に参列させていただきました!(御祈祷の申し込みがなくても参列可能です)

深川不動堂は、入場時の検温、消毒、堂内での参列時も隣の人との距離を保ちながらアクリル板や透明シートの設置など感染対策を徹底しているので、特に安心して参列できます。

▼お護摩の参列後は「内仏殿」と言われる堂内を見学できます。さまざまな仏様を拝むことができます。お堂内は撮影禁止なので、以前にいただいたパンフレットを参考までに掲載します。(2021/10/23現在は1.2Fのみで、4Fの宝蔵大日堂は入れません。
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▼さて、ここからはまた境内の様子をいくつかご紹介します。
まずは、こちら。このブログでも何度かご紹介しておりますが、「深川開運出世稲荷」です。成田山のお稲荷さんの御分霊をお祀りしています。
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▼お稲荷さんの奥に勝軍地蔵さま。
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▼その先に、百度石。
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倶利伽羅剣と2童子さまがおわします。
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▼境内の奥、旧本堂の右手側には交通安全祈祷殿があります。
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さて、今回はこのあたりで!
最後に、いただいた御朱印のご紹介をさせていただきますね♪

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<画像でご紹介御朱印〜>
▼通常の御朱印
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▼10月の月替わり御朱印です。(背景は柴燈護摩の様子ですね!)
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深川不動堂>寺院情報

【宗派】
真言宗智山派

【御本尊】
不動明王

【公式サイト】

www.fukagawafudou.gr.jp

 

御朱印まっぷ】

東寺の2020秋期特別公開に行ってきました(京都府京都市)2020/11/15

奈良の旅2日目。元々は2日目も夕方まで奈良で!と予定していたのですが、「そうだ東寺に行こう」とふと思い立ち、早めに京都に戻りました。

10年ほど前に金堂のお薬師さんや講堂の立体曼荼羅の仏像群に魅入られ、ここ数年は年に1度ぐらいの頻度で訪れている東寺。いつ来ても何度拝見しても感動する大好きなお寺です。11月に来たのは初めてで、また夕暮れ時の東寺はとても美しく新たな感動を覚えました。また、秋期特別公開期間中で、五重塔の初層内部の公開期間でもあったので、とてもありがたく拝見いたしました。

※2019年の「東寺」参拝の記事は↓ 

東寺<教王護国寺>〜京都日帰り 仏像拝観の旅part.1〜(京都市南区)2019/9/13

 

それでは、今回も行ってみましょう〜! 

 

 

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼今回は東側から中に入りました。
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▼ところどころ紅く色づいた木々が美しかったです。
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▼京都のシンボル的な存在。国宝五重塔はいつみても素敵です。
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▼今回は、こちらの初層が開扉されていました。塔の心柱を大日如来に見立てており、阿閦・宝生・阿弥陀・不空成就の四如来と八菩薩が安置されています。思ったよりも内部は明るく、じっくりと拝見させていただくことができました!
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▼そしていよいよお堂へ。今回は薬師三尊のおわす「金堂」から。
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▼御本尊は薬師如来。左右に日光菩薩月光菩薩がおられます。また、薬師如来の台座には十二神将が4方に3体ずつおられます。
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▼心が洗われ、時間を忘れてずっといてしまう、とても素敵な空間です。
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▼お次は「講堂」です。
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▼堂内には、大日如来を中心に、全二十一体の仏像がおわします。中央が如来部、向かって左が明王部、右手側が菩薩部。そして、左右に四天王と梵天帝釈天が配置されています。弘法大師空海密教の教えを立体で表現した立体曼荼羅です。
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▼金堂と講堂を一緒に。
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▼少し陽が沈んできました。
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▼拝観エリアをあとにし、境内の西の方に。
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▼「三面大黒天」さま。
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▼「不動明王」さま。
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「鐘楼」です。
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「御影堂(大師堂)」です。
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▼食堂側から御影堂への門です。
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「宝物館」。春と秋の特別公開期間のみ開館しています。かつては平安京の羅城門に祀られていたという兜跋毘沙門天などを拝見することができます。
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▼名残惜しいですが、夕暮れとともに東寺を後にしました。
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▼春と秋にはライトアップ夜間特別拝観を行っています。この日も期間中で、17時にいったん閉門した後、17時15分から入場ということで、何名かの方が並んでおられました。
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<画像でご紹介御朱印〜>

▼食堂内部でいただけます。
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▼今回いただいたのは「薬師如来」さま。
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▼過去にいただいた御朱印。「弘法大師」。
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▼「大日如来」。
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この他にも、「不動明王」さまなどの御朱印もあります。

 

 

<東寺(教王護国寺)>寺院情報

【宗派】
真言宗

【御本尊】
薬師如来

【公式サイト】

toji.or.jp

 

御朱印まっぷ】

 

<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:金峯山寺」→「當麻寺
◎2日目:春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺→(京都に移動して)「東寺」

※ひとつ前の「興福寺」の記事は↓↓↓

cocc-rg.hatenablog.jp

多くの国宝や重文で見どころ満載の興福寺にお参りしました(奈良県奈良市)2020/11/15

奈良寺社めぐりの旅もpart.7になりました〜♪
この後は、京都に移動して東寺にお参りしましたので、こちらが奈良の最終目的地になります。最後は興福寺。言わずと知れた奈良の超有名寺院で国宝のオンパレード。2018年には中金堂が落慶され話題となりましたね。

それでは、行ってみましょう〜! 

 

 

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

春日大社側から向かう途中に「菩提院大御堂」という興福寺の子院のひとつがあります。公開は毎年大晦日の除夜の鐘の時間帯のみだそうですが、山門に紅葉が大変美しく輝いていました。
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興福寺に到着。個人的には10年ぶりの参拝でした。
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▼国宝の「東金堂」五重塔です。
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▼10年前にも同じような写真を撮っていました笑(↓↓2010年8月撮影↓↓)
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▼こちらは東金堂の拝観受付です。
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▼東金堂の内部は、御本尊の薬師如来坐像を中心に、白鳳時代の日光・月光菩薩、国宝の十二神将、四天王などがおわします。
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「国宝館」です。有名な迦楼羅や阿修羅など八部衆立像の他、十大弟子のお像や大きな千手観音さま、天燈鬼・龍燈鬼立像などの仏像をはじめ、大変多くの国宝や重要文化財があります。
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▼中金堂の拝観受付です。
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▼2018年に落慶された「中金堂」。大変大きな建造物で圧倒されます。
御本尊・釈迦如来さまや四天王さまがおわします。また、普段は正月の7日間のみご開帳されている「厨子入り木造吉祥天倚像」が特別開帳されており、拝見することができました。f:id:rgcocc:20201121131215j:plain


▼正面からの中金堂。
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▼中金堂と、画像左端には南円堂が。
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▼次は「南円堂」にお参りしました。
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▼堂内には、本尊・不空羂索観音菩薩坐像、四天王立像、法相六祖坐像がお祀りされています。
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▼南円堂の並びには「一言観音堂があります。
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▼南円堂の向かい側にある「不動堂」。毎月1、15、28日には御護摩祈祷が行われます。
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▼最後に、国宝の「北円堂」です。普段は入れませんが、春と秋に特別開扉期間が設けられます。堂内には中尊の弥勒仏を中心に、有名な無著・世親像、四天王立像がお祀りされています。次回はぜひ開扉期間に来たいものです。
中尊の台座内部の銘記には慶派仏師の名がずらりと。
・中尊を源慶、静慶(運慶の弟子)
・四天王を湛慶、康弁、康運、康勝(運慶の長男〜四男)※現在祀られている四天王像は別のもの
・世親を運賀、無著を運助(運慶の五男、六男)
そして、運慶は惣大仏師として全体統括をしていたと考えられるようです。f:id:rgcocc:20201121131554j:plain

 

中金堂横の勧進所でいただいた御朱印
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▼「中金堂」。
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▼「東金堂」。
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▼「千手観音」。
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南円堂の納経所でいただいた御朱印

▼「南円堂」。
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▼「一言観音」。
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これで奈良の旅は終了です!
天候に恵まれたのもとてもありがたかったですが、素晴らしい寺社にお参りでき、様々な仏像にご縁をいただけたことが何よりありがたいことと思いました〜。
奈良はまたゆっくり来たいです♪
 

 

 

興福寺>寺院情報

【宗派】
法相宗

【御本尊】
釈迦如来

【公式サイト】

https://www.kohfukuji.com/


御朱印まっぷ】

 

<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:金峯山寺」→「當麻寺
◎2日目:春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺→(京都に移動して)「東寺」

※ひとつ前の「福智院」の記事は↓↓↓

cocc-rg.hatenablog.jp

福智院で如来クラス!?のお地蔵様を拝見いたしました(奈良県奈良市)2020/11/15

奈良寺社めぐりの旅part.6です٩(ˊᗜˋ*)و
薬師寺の次は約7m(後背含む)の大きなお地蔵様がおられる福智院にお参りしました!福智院は、ならまちエリアの東の方、新薬師寺からは徒歩15分弱、興福寺までは10分程度という場所にあります。(交通機関では、バスの福智院町からすぐです。)

福智院は、天平時代に聖武天皇が建立、開祖は玄昉という古刹(今回の旅は古刹ばかりです笑)。なんと言っても御本尊のお地蔵様が圧巻です。また、春と秋には秘仏の宝冠十一面観音様がご開帳されます(この日は残念ながら1週間ずれで拝見することはできませんでした…)。

それでは、行ってみましょう〜♪ 

 

 

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼福智院に到着〜。
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▼山門です。
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▼お堂の手前に手水があります。
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▼こちらが本堂。鎌倉時代の建造物で重要文化財になっています。御本尊の御地蔵様に見惚れてしまいます。お顔は、よくみるお優しいお地蔵様という感じとは違った印象で、力強くどっしりとしており「もはや如来クラスでは!?」という印象をいだきました。ずっとみてしまう仏像でした。
また、後背には560体の化仏がびっしりと並べられており、この化仏とは別に左右に3体ずつに分かれて六地蔵が配置されています。御本尊を含めると567体。お釈迦様の滅後、56億7千万年後に弥勒様衆生を救済するという、弥勒信仰を表現したものとなっています。
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お寺の方にお話いただき、気付いたのですが、ちょっと不思議な現象がありました。この日はとても天気が良く、太陽の光がお堂に差し込んでいたのですが、こちらのお地蔵様の後背の背後の壁に、虹色の光が映り込んでいました。お写真はありませんが、ステンドグラスを通したような複数の色が壁に。何故かこの数年前から天候が良い時だけ起きるようになったようで、窓やその他のガラスなどがあるわけでもなく、不思議な現象とのことでした。


▼こちらは境内にある「勝軍地蔵尊」。
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<画像でご紹介御朱印〜>

▼「地蔵大佛」。拝観受付時にお願いできます。
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<福智院>寺院情報

【宗派】
真言律宗

【御本尊】
地蔵菩薩

【公式サイト等】※奈良県の観光サイト

yamatoji.nara-kankou.or.jp

 

御朱印まっぷ】

 

<※おまけ この日のランチ

▼この日は福智院の近くにある、なら和み館にある「Restaurant&Cafe あをがき」さんで食事を取りました。お洒落な内装です。
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▼1日10食限定というジビエ料理「鹿三美御膳」をいただきました。
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▼鹿のロースト肉、鹿のミートパスタ、鹿肉のそぼろご飯という鹿三昧。つい先ほど「神の使いだ〜!」といたく感動したあとで鹿を食すという、なんともシュールな体験をいたしました…が、お味は独特な臭みみたいなものもほとんどなく、本当に美味しくいただきましたよ!
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<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:金峯山寺」→「當麻寺
◎2日目:春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺→(京都に移動して)「東寺」

※ひとつ前の「新薬師寺」の記事は↓↓↓

cocc-rg.hatenablog.jp

新薬師寺で国宝のお薬師さまと十二神将を堪能しました(奈良県奈良市)2020/11/15

奈良寺社めぐりの旅part.5〜♪
かの光明皇后聖武天皇の病気平癒のために創建した古刹。国宝の薬師如来坐像とその周りを囲む十二神将が大変有名です。ずっと行きたかったお寺の一つで念願が叶いました(T_T)

それでは、早速ご紹介を♪ 

 

 

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼不空院のほぼ目の前。新薬師寺に到着です。こちらは「東門」になります。平安後期から鎌倉初期のものだそう。ちなみに、ここからは入れませんので、南門の方に進みます。
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▼南門から境内に入ると正面に「本堂」があります。奈良時代の建物で国宝です。
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▼堂内には、円形の土壇があり、御本尊の薬師如来坐像を中心に、十二神将が周りを囲むようにして祀られています。こちらのお薬師さんは目がくりっとしていてアニメっぽい印象(可愛らしい印象)を持っていたのですが、実際に拝見してみると少し印象が違いました。可愛いというよりは、とても静かに、しっかりと見守ってくださる仏様に感じました。
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▼左手側(西側)が本堂入口になっています。この日は本堂内に拝観受付がありました。
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▼境内の東側にある竜王社」
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▼こちらは地蔵堂です。十一面観音様、薬師如来さま、お地蔵様が安置されています。
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▼境内の片隅に「稲荷社」「石仏群」もあります。
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▼庫裏のあるエリアの方には「香薬師堂」があります。
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▼お庭も風流で素敵です!
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<画像でご紹介御朱印〜>

▼「薬師如来」。本堂内の拝観受付でお願いできます。
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<新薬師寺>寺院情報

【宗派】

華厳宗

【御本尊】

薬師如来坐像

【公式サイト】

www.shinyakushiji.or.jp

 

御朱印まっぷ】

 

<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:金峯山寺」→「當麻寺
◎2日目:春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺→(京都に移動して)「東寺」

※ひとつ前の「不空院」の記事は↓↓↓

cocc-rg.hatenablog.jp

不空院で特別公開中の素敵な不空羂索観音様にお会いできました(奈良県奈良市)2020/11/15

奈良寺社めぐりの旅part.4!
春日大社をあとに徒歩で「不空院」に向かいました。不空院は真言律宗の古刹で、不空羂索観音さまが御本尊としてお祀りされております。また、弘法大師・空海さんにも縁があり、別称として「福井之大師」とも呼ばれているそうです。

それでは、早速ご紹介に行ってみましょう〜! 

 

 

<画像でご紹介〜お寺の様子〜>

▼春日大社や新薬師寺の近くに不空院はあります。
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▼こちらが「本堂」です。
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▼今回は特別公開のタイミングに恵まれ、お堂内で御本尊・不空羂索観音を拝ませていただきました!鎌倉時代のとてもいいお顔をされた不空羂索観音さまで、その端正な造形は慶派の作品かと感じました。(公式サイトにお写真が掲載されております。→こちら
また、御本尊のお隣には秘仏の宇迦弁財天さまがお祀りされています。
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▼お不動様をお祀りする「羂索庵」です。毎月28日にはこちらでお護摩が行われます。
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▼不空院は縁切り寺、駆け込み寺としてして親しまれているとともに、縁を「切る」と「結ぶ」は表裏一体ということで、縁結びの神様もお祀りされています。
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▼境内には西国三十三所のお砂踏みもあります。
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▼本堂の前には修行大師さまがおわします。
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<画像でご紹介御朱印〜>

▼御本尊の「不空羂索観音」。
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▼見開きバージョンもあります!f:id:rgcocc:20201120213047j:plain

▼書き置きのお不動様もいただきました。「羂索庵」。
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※この他にも「宇迦弁財天」さまの見開き御朱印(書置)などがいただけます。 

 

 

<不空院>寺院情報

【宗派】

真言律宗

【御本尊】

不空羂索観音 

【公式サイト】

www.fuku-in.com

 

御朱印まっぷ】

 

<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:「金峯山寺」→「當麻寺」
◎2日目:「春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺」→(京都に移動して)「東寺」

※ひとつ前の「春日大社」の記事は↓↓↓

有名な當麻曼荼羅や浄土庭園が美しい當麻寺にお参りしました(奈良県葛城市)2020/11/14

奈良寺社巡りの旅part.2は、葛城市にある當麻寺です♪

<今回の旅で巡ったルート>
◎1日目:金峯山寺」→「當麻寺
◎2日目:春日大社」→「不空院」→「新薬師寺」→「福智院」→「興福寺→京都に移動し「東寺」

※前回の「金峯山寺」の記事は↓↓↓


當麻寺奈良時代に創建された古刹。中将姫が一晩で織ったという伝説の當麻曼荼羅が有名で、現在の本堂(曼荼羅堂)には重要文化財の文亀曼荼羅が御本尊としてお祀りされています。
また、塔頭の奥院には美しい浄土庭園が広がっていて、とても癒される空間となっていますよ♪

今回は、當麻寺を伽藍三堂エリア、中之坊エリア、奥院エリアの3エリアに分けてご紹介していきます!それでは、行ってみましょう〜!

 

 

<画像でご紹介〜伽藍三堂エリアの様子〜>

近鉄の「当麻寺駅」から徒歩15分ほどで到着。「仁王門」が迎えてくれます。
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▼立派な仁王像がお守りしています。
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▼仁王門を抜けると国宝「梵鐘」が目に入ってきます!
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▼その先のすぐ左手が中之坊になりますが、先に曼荼羅堂(本堂)、金堂、講堂のある伽藍三堂エリアへ向かいました。
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▼こちらが国宝の曼荼羅堂(本堂)」です。
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▼堂内には、室町時代に転写された文亀曼荼羅が御本尊としてお祀りされており、厨子天平時代)や須弥壇鎌倉時代)は国宝となっています。また、役行者三尊(役行者・前鬼・後鬼像)や平安期の十一面観音立像などがあります。
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▼本堂に向かって右手側に「講堂」があります。こちらの御本尊は阿弥陀如来坐像。まわりにはお不動様や、お地蔵様、千手観音様などがおわします。
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▼講堂の正面にあるのが「金堂」。こちらの御本尊は弥勒仏の坐像(白鳳時代・国宝)で、周りには同じく白鳳期の四天王がおられます。金堂の背後に写っている二つの塔(東塔・西塔)はいずれも国宝となっています。
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▼右奥の西塔に近づいてみました。
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<画像でご紹介〜伽藍三堂エリアでいただける御朱印

▼「蓮糸大曼荼羅」。本堂(曼荼羅堂)でいただけます。
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次に、中之坊のご紹介です。

<画像でご紹介〜中之坊エリアの様子〜>

▼こちらが中之坊の「山門」です。
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▼中に入ると拝観受付や書院があります。
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▼山門を入って右手奥に「本堂(中将姫剃髪堂)」があります。中将姫が剃髪した授戒堂で、御本尊は十一面観音さま。導き観音と呼ばれています。
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▼庭園からは、東塔を眺めることができます!
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役行者加持水の井戸」。役行者が秘薬「陀羅尼助」を精製した際にこの井戸の水を用いたそう。
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高野山にあるような、三鈷の松がありました。
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▼中将姫の強い信念でついたとされる足跡が残されています!
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▼境内の奥にはお稲荷さんがお祀りされています。
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<画像でご紹介〜中之坊でいただける御朱印

※いずれも中之坊の拝観受付時にお願いできます。
▼「導き観音」。
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▼「弥勒仏」。
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▼「布袋尊」。
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次に、塔頭の奥院です。

<画像でご紹介〜奥院エリアの様子〜>

曼荼羅堂に向かって右奥から進むことができます。
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▼拝観受付の後ろ側に「宝物館」があります。とっても可愛らしい二十五菩薩来迎像などを見ることができます。
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「庫裏」。こちらから大方丈にいくことができます。
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▼お庭がとても綺麗でした!
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▼とても癒されます。
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枯山水も。
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▼こちらは「御影堂(奥院の本堂)」です。中には入れませんでしたが、堂内には円光大師(法然上人)坐像や宝冠阿弥陀如来像などが安置されているようです。f:id:rgcocc:20201118212512j:plain


▼御影堂の並びにある阿弥陀堂。こちらは納骨堂のようです。f:id:rgcocc:20201118213116j:plain


▼こちらは奥院の「楼門」です。
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▼楼門から西に進むと浄土庭園が広がっています!
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阿弥陀様もおられます。
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▼紅葉も進みつつあり、これまた癒しの空間でした。。。
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<画像でご紹介御朱印〜>

※庫裏の窓口でいただけます。
▼「法然上人」。
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▼「花鳥浄土」。
※襖絵「花鳥浄土」の特別公開期間(令和2年11月14日~11月29日)にいただける特別御朱印です。
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▼「浄土寶相」。
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▼奥院ではずっと気になっていた當麻曼荼羅御朱印帳もいただきました!
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▼本当にこの御朱印帳は念願だったので、とてもありがたく拝受いたしました!
※サイズは約18cm×約12cmのいわゆる大判サイズ。お色は、この他にゴールドもあります。
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當麻寺>寺院情報

【宗派】

真言宗・浄土宗

【御本尊】

當麻曼荼羅

【公式サイト】

www.taimadera.org


※奥院のサイトは↓↓↓

當麻寺 奥院 | 浄土庭園 納骨堂 綴織當麻曼陀羅

 

御朱印まっぷ】